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![]() 北海道の質の高い農産物は、美しく雄大な自然を背景に、都市の人々を引きつけ、「新鮮、美味しい、安全!」との信頼を得てきた。私たちは大変貴重な財産を持っているのである。しかし、時代は一歩進み、積極的に交流の場を広げて相互理解を深めることが重要になっている。農家の皆さん、JAの皆さん、そしてホクレンも、すでに都市との交流に取り組み始めている。農村からの思いを発する「ふれあいネットワーク」、都市からの思いを受け入れる「ファームイン」、未来の思いを育てる「酪農フェア」を中心に、相互理解を得るための企画事例をご紹介する。今後のお役に立てば幸いである。 |
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【JA北海道中央会 農政企画課】
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北海道の豊かな実りを育む広大な大地、心やすらぐ四季折々の美しい農村景観、そしてクリーンで豊潤な食料の安定供給など、道民にとってかけがえのない農業・農村が、生産者を中心とした農業関係者等によって守られている。 そして、洪水防止・水資源かん養・土壌浸食防止等の国土保全機能や、休息・休暇の場の提供等の保険休養機能など、この農業・農村の持つ様々な役割・機能を次代に引き継いでいくために、道民に対し農業や農村に親しみを覚えて頂くための幅広い活動を行っていく必要がある。 このため、「農業・農村ふれあいネットワーク」は、農業団体を始め、経済団体、消費者団体など12団体を中心に平成10年に組織化され、農業・農村を広く道民の皆様に理解していただくための広報活動や交流活動を展開している。 以下では、具体的な活動内容について、その一部を紹介する。 1.消費者・生産者のコミュニケーションのための ラジオ番組の制作放送 JA北海道青年部協議会、JA北海道女性協議会、農業・農村ふれあいネットワークの共催により、STVラジオ番組「みのや雅彦サンデーパラダイス」内に、『With youまるごと体験 北の農業コーナー』を設置し、消費者による農村現場での農作業体験の模様を中心に、毎月1回全道放送を実施している。 農場での様々な体験を通じて、食の大切さ、農畜産物を作る喜び、農業・農村の素晴らしさを広く道民にアピールしている。 2.農業・農村の理解促進のための意見広告掲載 農業・農村の役割・機能の広報に向けた取り組みとして、北海道の旅の情報誌「THE JR Hokkaido」に、「北の大地からの手紙」シリーズのもと、7月から10月に掛けて、全4回意見広告を掲載した。(写真1) ![]()
3.コンセンサスづくりの連載記事の新聞掲載 新聞読者に北海道の農業・農村を身近に感じてもらうために、「2002あぐり広場」シリーズ名で、7月から10月まで年4回、リポーター取材による道内各地の農業・農村の有り様や取組み等の紹介を北海道新聞に掲載している。(写真2) 4.コンセンサスづくりキャンペーンポスター作成掲示 コンセンサスづくりのためのキャンペーンポスター「食&農」を作成し、地方行政機関、JA等での貼り出し広報活動を実施している。(写真3) |
5.農業・農村理解促進のための啓発資料作成 ・配布 将来の担い手育成の一助として、次代を担う子供たちが、北海道の農業・農村の果たしている役割などについて理解を深めることができるよう、小・中学校教員向けの啓発資料を作成・配布し活用して頂いている。 6.消費者と生産者のフォーラム開催 (異業種等対話促進事業) 前述のラジオ番組を通じた消費者・生産者のコミュニケーション活動に続く事業。 「まるごと体験!北の農業」レポーターの森崎博之氏とラジオ番組パーソナリティの司会により、STVホールにて、全道各地で実施してきた農作業体験を振り返りながら、消費者と生産者の相互交流を通じ、農業・農村の理解を深めてもらうトークショー形式のフォーラム(公開録音)を開催している。 7.読者意見等のとりまとめ 北海道新聞掲載「2002あぐり広場(Vol.1〜4)」、旅の情報誌「THE JR Hokkaido(7〜10月号)」掲載広告等に対し、読者から寄せられた多くの意見・感想の一部を簡易な資料に取りまとめ、会員・賛助会員等へ配布しながら、読者の様々な声を業務に活かせられるよう活用頂いている。 また、平成15年度も引き続き、農業団体をはじめ幅広い機関や組織が連携・協力しあい、道民運動として多様なコンセンサスづくりのための活動を主体的に展開することとしている。 ![]()
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