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北海道産牛肉は、BSEの原因とされる肉骨粉を使った飼料の使用を全面禁止する以外にも、様々なかたちで飼料の安全確認ができる体制を整えています。飼料の製造・販売者に対しては、えさの混入防止や飼料成分などの表示を義務づける一方、農家に対しても、肉骨粉に限らず、すべての動物性飼料の使用を禁止し、飼料内容の確認や指導を行うよう北海道独自の明確な指針を設けて規制しています。
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肉骨粉とは、牛や豚、鶏などの家畜を処理(と畜、解体)した時に必ず発生する食用にならない部分(食べられない内臓や骨、肉片などで「畜産残渣(ちくさんざんさ)」とも言います)を加熱処理、圧縮乾燥して粉砕したものです。肉骨粉は、タンパク質やリン分を豊富に含んでいることから、今までは牛以外の家畜のエサ(飼料)の原料やペットフードの原料、有機肥料の原料などに利用されてきました。 |
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牛の食べるエサには2種類あります。主なものは牧草を原料とした自給飼料ととうもろこしや大豆油かすなどを原料とする配合飼料です。北海道産牛の特徴は、広大な土地を生かし、牧草を育てて牛に自給飼料をたっぷりと与えていることです。北海道で健康でおいしい牛肉ができるのは、牛たちが大地で育ったミネラルたっぷりの牧草をたくさん食べているからです。
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