北海道ビーフ百貨 DO Beef ホクレン農業協同組合連合会
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コラム&インタビュー

石下 真人 いしおろし まこと

1 国産の牛肉と豚肉、鶏肉との違い を読む
3 国産の牛肉のおいしさについて を読む
4 国産の牛肉の栄養価 を読む
5 乳肉加工の歴史 を読む
6 国産若牛について を読む

2.国産の牛肉の熟成について
 と畜後の家畜の筋肉は、熟成されて食用肉となります。熟成は食用肉の生産において重要な過程です。とはいっても何か特別なことをするわけではありません。冷蔵庫の中に一定期間保存するだけです。この間に、家畜の筋肉の中ではさまざまな変化が起こり、軟らかくて、おいしい食肉となります。もちろん、と畜後すぐに食べても問題はありませんが、おいしくありません。
 ではどのような変化が筋肉の中で起こっているのでしょうか。家畜のと畜後、筋肉に最初に起こる現象は死後硬直です。これは生きている時の筋肉の収縮と同じです。ただし生きている筋肉のように縮んだり伸びたりはせず、縮むだけです。このような死後硬直を起こした筋肉は硬く、おいしくありません。さらに熟成が進むと、筋肉は次第に軟らかくなります。軟らかくなるには多くの原因があります。し
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かし、軟らかくなる過程で中心的役割を果たしているのはカルシウムとタンパク質分解酵素です。と畜後、筋肉中のカルシウム濃度が上昇します。するとカルシウムと、それによって活性化される酵素が硬さの原因となる筋肉のタンパク質を選び、分解します。
 おいしくなる理由にもタンパク質分解酵素が関係しています。おいしさ、すなわちうま味の成分にはアミノ酸系と核酸系があり、熟成中にこれら成分が増えておいしくなります。タンパク質は、100個以上のアミノ酸が鎖のようにつながってできています。熟成中に筋肉のpH(水素イオン指数)は中性からやや酸性に変わります。そうすると、筋肉の酵素の中で酸性になると働くタンパク質分解酵素が筋肉のタンパク質を分解します。これによってアミノ酸や、アミノ酸が結合したペプチドが増加します。タンパク質にはうま味はありませんが、アミノ酸やペプチドが増加することにより、うま味は増します。核酸系のうま味としては、筋肉が収縮する時のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)という物質から、酵素の作用によって※注1イノシンが生成されます。熟成の期間は動物の種類によって異なり、鶏で1〜2日、豚で4〜6日、牛では8〜10日です。昔から、牛肉は腐りかけがおいしいと言われていますが、必ずしも嘘ではありません。

※注1 無色または白色の結晶で調味料としても製造されるナトリウム塩

3 国産の牛肉のおいしさについて を読む

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テールタンすね肉外もも肉内もも肉ともばらすね肉かた肉ランプサーロインヒレリブロース肩ロースネックテールタンすね肉外もも肉内もも肉ともばらすね肉かた肉ランプヒレサーロインリブロース肩ロースネック6.出荷7.店頭販売5.枝肉加工4.全頭生体検査8.BSE検査(全頭検査)3.個体識別の実施2.家畜衛生の安全確認1.給与飼料の安全性の確認
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