道産牛肉料理で楽しい食卓を
今日の社会は、技術革新に伴いコンピューター化による情報過剰の日常生活のなかで便利で効率のよい生活が加速して、それが多くのストレス状況となって現れているのではないでしょうか。最近のある調査によると、現代人の約60%の人々がなんらかのストレスを強く感じているという報告があります。
このような状況のなかで次第に意欲を失って気分が沈んでくることがときどきあります。人間の脳は食物でできているのですが、その食べもののバランスが崩れてくるといろいろな症状となって現れてくるのです。例えば、やる気がなく、気分が落ち込んで憂うつになる「気分障害」もその一つです。
心を安定させる作用があり、不足すると気分が落ち込んで意欲がなくなる「気分障害」の状態になる脳内物質に「セロトニン」があります。この「セロトニン」は、トリプトファンというアミノ酸から変化してできたもので、トリプトファンが多く含まれている食べものを摂ることは「セロトニン」を多くすることで「気分障害」を防ぐために役立つのです。
このトリプトファンは、大豆製品などの植物性タンパク質にも含まれていますが、特に肉の赤身には多く含まれています。従って、動物性タンパク質の肉から効果的に摂取できるのです。しかも「お肉類」を食べると幸福感をもたらす働きのある脳内物質「アナンダマイド」は、アラキド酸という脂肪酸からできていて、これも肉に多く含まれているのです。
牛肉と大豆製品である豆腐と野菜などを入れた鍋料理(すき焼き)は、実にすばらしい日本の食文化ではないでしょうか。家族が一緒に食卓を囲んで楽しい夕餉(ゆうげ)のひとときは、心も身(からだ)も健やかにしてくれるのです。これこそ、心身の健康を保つ元気の源なのです。
| メンタルヘルス・カウンセラー |
| 北海道食育コーディネーター |
| 根本 和雄 |
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