北海道ビーフ百貨 DO Beef ホクレン農業協同組合連合会
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北海道牛肉市場
コラム&インタビュー

長谷川 浩 はせがわ ひろし

Q1 日本人の3人に1人がなんらかのアレルギーを持つといわれている時代。
なぜ、アレルギーが増えているのですか?
Q2 子どもを健康に育てるために、親ができることとは?
Q3 「農」を体験することで、何が変わるのでしょう?
Q4 実際に土に触れることで、初めて気づくことがあるんですね。
Q5 子どもたちに「農」を体験をさせるいい方法はありますか?
Q6 先生の提唱する「食農教育」とは?

その土地本来の食べものや食べ方を、見直しましょう。
Q1 日本人の3人に1人がなんらかのアレルギーを持つといわれている時代。
なぜ、アレルギーが増えているのですか?
アレルギーは、私たちの生活習慣や環境のゆがみを警告する危険信号だと思います。糖分やタンパク質の摂りすぎなど飽食も原因のひとつですが、食べものに限らず、空気中の化学物質とか電磁波など目に見えないものの影響も大きいと考えています。例えばスギ花粉にはディーゼルの排気ガスが関連している可能性が高いといわれています。今はスギ花粉だけが悪者扱いですが、本当はディーゼル排気ガスに対する警告なのかもしれません。

Q2 子どもを健康に育てるために、親ができることとは?
添加物が体に良くない場合が多いので、食事はなるべく自分で作ること。味覚は10〜12歳までにできるといいますが、できれば、いい素材で薄味で仕上げてほしい。離乳食も市販のものは味が濃すぎると思います。それと、一番大事なのは、これまでの価値観を変えるということ。要するに、安いものばかり買うな、ということです。確かに無農薬を選ぶと高い。けれど、それだけの手間がかかっているということを、自分で体験してみてはどうでしょう。

Q3 「農」を体験することで、何が変わるのでしょう?
僕自身、自分の手で野菜づくりを初めてわかったことがたくさんあるんです。20坪の庭で無農薬はできても、友人たちと耕している9反の畑で草むしりをするのは、かなりきつい。それだけ手をかけてつくった野菜を、果たして300円で売る気になるでしょうか。自分たちでつくったことを基準にして考えるなら、無農薬の野菜だってものすごく安い。つくってくれた人に「ありがとう」という感謝の気持ちが自然とわいてくるはずです。

Q4 実際に土に触れることで、初めて気づくことがあるんですね。
もうひとつ、作物を育てることで、その土地本来の食べものや食べ方、つまり食性に気づくこともできます。その土地の気候風土にあわない生きものは、風土病などで自然淘汰されていくもの。先祖代々伝わる暮らしぶりが正解なのです。無理矢理遠くから持ってきたものを食べたり、化学肥料を使った促成栽培などは、やはりどこかひずみが出てくるに違いありません。

Q5 子どもたちに「農」を体験をさせるいい方法はありますか?
僕は地域教育が大事だと思います。おじいちゃんおばあちゃんが子どもたちに土いじりを教えるようなシステムがあったらいい。いま学校は防犯のために校門を閉めていますが、地域の高齢者を積極的に学校の中に入れて、土いじりの先生になってもらうのはどうでしょう。そうすることで、学校を中心にして有機的な人間のつながりができ、安心して子どもを遊ばせる地域づくりが可能になります。

Q6 先生の提唱する「食農教育」とは?
現代社会の人間関係は非常に希薄で、価値観も多様化しています。子どもたちも何を信じていいのか、とまどっているように思います。
だからこそ、僕は地域に「食」や「農」を通した共通の価値観が根付いてほしい。ただただ知識を詰め込むだけではなく、円滑な社会生活をしていくためのコミュニケーションの術を子どもたちに教えるのも、大切な教育なのだと考えています。

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