| 1. | 開発の目的と背景 | |||||||||||||||||||||||||||
| 道内産のポテトチップス用原料は9月頃から他県産の供給が始まる5月頃まで使用されています。いもの呼吸量を抑えて、原料の傷みを防ぐために、長期間低温で貯蔵できる原料が望ましいが、低温貯蔵ではチップの色が黒くなる還元糖が蓄積されるため、チップメーカーではその対策に苦慮しています。 このため、低温貯蔵で還元糖が蓄積しない品種の開発が望まれています。 |
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2. |
開発の経過 |
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| 低温下で長期貯蔵が可能なポテトチップス用品種の育成を目標に、早生・良質(難糖化性)の「ホワイトフライヤー」を母、中生・大粒・多収の「さやか」を父として平成3年に北農試で交配、以後ホクレンにて選抜を行いました。平成10年度より「P982」の系統名でばれいしょ輸入品種等選定試験に供試し、その優れた能力が認められ、2月13日の北海道種苗審議会において、ばれいしょ奨励品種に認定されました。 | ||||||||||||||||||||||||||||
3. |
主たる特性、利点 |
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| (1) | 熟期 | 中生 | ||||||||||||||||||||||||||
| (2) | 収量性 | 「トヨシロ」並からやや優れる。 | ||||||||||||||||||||||||||
| (3) | 外観品質 | 球形で、皮色は黄白、表皮はやや滑である。目(くぼみ)はやや浅い。 | ||||||||||||||||||||||||||
| (4) | 内部品質 | 生肉色は白である。褐色心腐(注1)および中心空洞(注2)の発生は「トヨシロ」並に少ない。 | ||||||||||||||||||||||||||
| (5) | その他 | 収穫直後および貯蔵中(6℃)のチップカラーは「トヨシロ」および「農林1号」より優り、「ノースチップ」並に優れる。 | ||||||||||||||||||||||||||
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4. |
今後の利用・普及計画 |
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| ポテトチップス向けの貯蔵原料用として栽培されている「農林1号」および「トヨシロ」の一部に置き換えることにより、高品質原料の安定供給が可能となり、道産ばれいしょの振興に寄与することができます。当面は1,500haの普及を目指しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||
5. |
名称の募集 |
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| 名称については、インターネットにて、広く募集します。 <募集概要>
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| 【この件の問い合わせ先】 |
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ホクレン農業協同組合連合会 農業総合研究所 恵庭研究農場 TEL 0123−36−3356 |
| 以 上 |