2009年ニュースリリース
「平成21年10月~12月期配合飼料供給価格」について
お知らせ
2009.09.18
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平成21年10月~12月期配合飼料価格 |
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平成21年10月~12月期の配合飼料供給価格については、飼料原料・外国為替情勢などを踏まえ、本会全畜種平均でトン当たり約1,500円値下げすることを決定しました。情勢は以下のとおりです。 |
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(1)原料情勢
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(1)とうもろこし |
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とうもろこしのシカゴ定期は、作付期の天候不順から作付け遅れによる生産量の減少が懸念され、また、輸出増加から急騰した大豆相場の影響を受けたこと等から上昇したが、受粉期以降の天候が生育に理想的な状況となったことから単収の増加が見込まれること、懸念されていた作付面積が増加したこと等により相場は一転して下落し、現在ブッシェル当たり300セント台前半で推移している。 今後は、エタノール原料需要やアジア向け輸出需要が堅調であること、作付け遅れにより生育にやや遅れが見られるため早霜被害が懸念されること等から相場は底堅く推移すると見込まれる。
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(2)蛋白質原料 |
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大豆油かすのシカゴ定期は、中国への旺盛な輸出需要、米国産大豆の期末在庫見通しが非常に低水準にあること等から上昇し続けたが、大豆の生育に理想的な天候が続いたこと等から相場は下落傾向に転じ、現在はショートトン当たり320ドル台で推移している。 今後は、米国産新穀大豆の期末在庫見通しが6.75%と依然低水準であること、油脂需要の低迷から国内の大豆油かす生産量が引き続き減少していること等から需給は引き締まり堅調に推移するものと見込まれる。
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(3)そうこう類 |
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国内ふすまは、景気低迷から小麦粉需要の冷え込みにより小麦の加工数量は引き続き減少していることから発生量は減少し続けている。一方需要も減少しており需給は緩和傾向にある。10月に政府売り渡し麦価の大幅な引き下げがあることから、買い控えが発生し需給が再び逼迫する可能性がある。 一方、輸入ふすまは、他原料と比較し価格的に割安感があるため東アジアおよび東南アジアにおいて引き合いが旺盛な状況となっており産地価格は上昇している。 |
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(4)海上運賃 |
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海上運賃は、中国の鉄鋼原料輸入増加と南米産穀物輸出増加に伴い上昇している。 今後は、引き続き中国の鉄鋼原料輸送需要は旺盛であることと、北米産穀物輸出需要が活発になってくることから堅調に推移すると見込まれる。
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(5)外国為替 |
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外国為替は、米国経済の回復遅れから4月以降円高ドル安基調で推移しているが、7月~8月末にかけて米国経済指標で最も注目度の高い雇用統計の発表後に大きく動き、現在は91円前後で推移している。 今後は、米国雇用情勢は改善傾向が見られるが個人消費は依然として弱い状況が続いていること、また、日本では政権交代による経済動向が不透明であること等により一進一退の相場展開が続くものと見込まれる。 |
(2)配合飼料安定基金 平成21年度第3四半期の配合飼料価格は、直前1年間の平均価格を上回らないことから、補てんは実施されない見込みです。
(3)その他 価格改定に伴う生産者負担は、当期は安定基金補てんが発動されない見通しであるため、トン当たり1,500円減となります。 |
【問い合わせ先】 |
ホクレン農業協同組合連合会 飼料部 飼料養鶏課 Tel:011-232-6185 |