2014年ニュースリリース
ホクレン緊急搾乳牛増頭対策事業の実施について
お知らせ 2014.07.24
平成26年7月24日
報 道 各 位
北海道指定生乳生産者団体
ホクレン農業協同組合連合会
ホクレン緊急搾乳牛増頭対策事業の実施について
弊会は北海道の酪農振興を進めるため、振興方策の一環として、昨年度より植生改善対策を進めているところでありますが、本年度につきましては植生改善に加え、現下の生乳生産状況を踏まえ、緊急的に搾乳牛増頭対策を実施することと致しましたので、概要を報告致します。
記
1.実施背景
(1) 北海道酪農は、酪農生産者戸数の減少が続く一方で、既存酪農生産者の規模拡大も停滞しており、搾乳牛頭数がこの2年間で5%減少しており、生産基盤の確保が大きな課題となっている。
(2) 加えて先般、本年1~3月の乳用牛への黒毛和種の授精率が公表されたが、北海道は20.4%と過去最高水準(平成18年7~9月 21.6%)に迫る状況となっており、農水省より各関係機関に計画的な後継牛確保に向けた指導が通知されるなど、今後の生産基盤がさらに懸念される状況にある。
2. 実施内容
指定生乳生産者団体に出荷している酪農生産者を対象に、事業参加申込みを行った酪農生産者毎の27カ月齢以上の乳用雌牛の期首(平成26年4月1日)頭数を基準とし、平成27年1月1日と同年2月1日のいずれか少ない頭数を基準頭数と比較し、増頭分に1頭当り2万円(税別)を奨励金として支出する。
なお、頭数のカウントは(独)家畜改良センターの個体識別頭数により行う。
(1) 事業費(概算) 5億円 (25,000頭×20,000円(税別))
(2) 参考資料 下記関連資料を参照願います。
以 上
【この件に関するお問合せ先】
ホクレン農業協同組合連合会 酪農部 生乳共販課
担当:楠木、後藤
TEL 011-232-6190
関連資料: