ホクレン

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ニュースリリース


2010年ニュースリリース

ホクレン農業体感施設(仮称)の建設について

お知らせ 2010.02.24

 

 わが国の食料自給率が4割となるなか、ホクレンは食料基地・北海道の役割をあらため
て認識し、北海道農業ひいては日本農業への更なる貢献を継続していきます。その一環として、このたび北広島市大曲に複合的な施設をもって構成される農業体感施設を建設いたします。豊かに広がる農村空間の中に、体験農場をはじめ、農畜産物の調理加工体験施設、北海道農畜産物の直売所、農村レストランなどを建設し、これらの施設が有機的に連携することにより、生産から消費までのプロセスを一体的に体感できる施設とすることで、多くの消費者に農業体験・学習の場、食と農のつながりを実感していただける場といたします。

 

1.施設概要
  (1) 建設場所
北広島市大曲377番地 (敷地面積 176,561㎡)

  (2) 完成時期
体験農場   平成22年7月から体験開始
調理加工体験施設   平成22年7月オープン予定
農畜産物直売所   平成22年7月オープン予定
農村レストラン   平成22年8月オープン予定
全施設の完成   平成22年 秋完成予定
(水田・ビニールハウス・じゃぶじゃぶ池など)
  (3) 施設位置
 建設地は試験圃場などに利用していた本会の事業用地であり、西側が札幌市、東側が北広島市となっており、国道36号線、道央自動車道などとアクセスも良く、都市住民に食と農のつながりを理解していただくのに最適な位置と考えています。

 

2.運営内容
  (1) 運営施設
■体験農場(面積 畑10,000㎡、水田1,400㎡、ビニールハウス4棟)
 北海道を代表する作物、稲、じゃがいも、小麦、豆、野菜などを栽培し、種まきや収穫などの楽しい農業体験プログラムを提供し、実感することで農業への共感を持ってもらいます。また、調理加工体験と連動しながら、食と農のつながりの理解につなげます。さらに、生産者と連携したプログラムも実施し、消費者との信頼関係を強化します。

■調理加工体験施設(2ヵ所 床面積100㎡、111㎡)
 収穫した作物を切る、ゆでる、蒸す、焼くなどシンプルに調理して食べることで、作物が食べ物となる過程を肌で感じてもらい、食と農が乖離する現状を改善します。
 また、北海道の農畜産物の素晴らしさ、品種の多様さなどを素材の特徴を生かした家庭料理、味噌、うどん、漬物、季節にちなむ行事食などを、手づくりするなかで実感できる調理加工体験教室を実施し、家庭への浸透を図り、食に対する関心を喚起します。

■農畜産物直売所(売場面積380㎡)
 生産者直売を中心とした、新鮮で安全・安心な農畜産物を販売いたします。北海道らしく多くの品種をとりそろえ、常設の試食コーナーなどで食べ方などの情報発信を行いながら販売することで、北海道の農産物の奥の深さや、地産地消の理解を得ることで、北海道農業の基盤強化につなげます。

■農村レストラン(席数150)
 主に直売所の農畜産物を食材として、新鮮、安全・安心、美味しいをクローズアップします。メニュー数が豊富なバイキング方式を主に、素材を活かしながら北海道農産物の美味しさをダイレクトに味わってもらいます。また、家庭での再現性のあるメニュー提供することで、家庭内食率のアップにつなげます。

  (2) 営業日・時間予定
6月1日~10月31日(休日なし)  11月1日~5月31日(週休2日)

■農畜産物直売所
夏  10:00~17:00
冬  10:00~15:00

■農村レストラン
ランチ   11:30~15:00
ディナー   17:30~21:00
  (3) その他
 施設“愛称”の公募 および施設内レストランスタッフの募集を別紙のとおり行っています。詳細は明日25日より開設いたします下記ホームページをご覧下さい。

HPアドレス:http://www.shokuiku-hokuren.jp/


【問い合わせ先】
ホクレン農業協同組合連合会 食育・環境推進室
Tel:011-232-6231