研究普及部門

	優秀賞

　大野町４Ｈクラブ、渡島中部地区農業改良普及センター、道南農業試験場技術体系化チームが連携し、「ハウス夏秋どりトマトの窒素栄養診断法」の実践に取り組んでいます。この診断法は、トマトの葉柄を採取して硝酸濃度を計り、トマトの栄養状態に合った適正な施肥を行うもの。追肥のタイミングを誤ることもなく、肥料の与え過ぎによる連作障害の防止や環境負荷の軽減にもつながります。トマトを初めて栽培する生産者でも経験者と同等以上の施肥管理ができることが実証され、今後はより利用しやすい環境を整え、地域全体への普及をめざしています。