過去の受賞者

■ 第1回 ホクレン夢大賞 受賞者経歴及び活動内容

農業者部門


 大 賞 

当麻町そ菜研究会 でんすけ部会 殿

昭和59年、一村一品運動のひとつとして農協青年部の若手15名を中心に当麻町の気候・土壌条件にあった転作作物を模索中、当時としては珍しい黒皮のすいかに着目。田を助けるという意味の「田助」と、すいかの外観イメージが喜劇俳優大宮でんすけに似ているところから、このユニークなネーミングとなる。平成元年、商標登録にも成功し「でんすけすいか」のなを全国に広めた。既存の販売方法にとらわれることなく、大胆な発想でダンボールやパッケージなどをデザイン。また、ハガキアンケートの実施で消費者の意見を商品に反映させるなど消費者交流も積極的に。商品のひとつひとつに生産者名を記入し、高品質を徹底化している。生産者自らの創意工夫によって、当麻町の特産物の一翼を担うまでに発展させ、野菜生産のリーダー的組織として農村の活性化に大きく貢献。各種イベントなどにも積極的に参加し、生産者の顔の見える、心の届く農産物づくりを実現している。「すいかを作ってタヒチへ行こう(品種名タヒチにちなみ)」を合言葉に自ら意識高揚を図り、日々希望に満ちた生産活動を行っている。


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