過去の受賞者

■ 第2回 ホクレン夢大賞 受賞者経歴及び活動内容

農業者部門


 優秀賞 

和寒町葉菜部会 殿

27年前、水稲の補完作物として4、5戸の生産者がキャベツを栽培していた。しかし収穫したものの買取り価格の低下により、キャベツを自然放置。春先に雪の下から見事なまでに青さをたたえたキャベツが顔を出した。半信半疑で市場にだしたところ「地物のキャベツがなぜ今頃!?」と驚きともに野菜不足の時期もあってか、高値で販売される。これが「越冬キャベツ」の誕生秘話である。偶然とは言え、これを契機に本格的な「越冬キャベツ」の生産が始まった。その後、貯蔵技術の確立だけでなく、栽培技術、品種改良など試行錯誤を繰り返し、和寒町の特産として市場評価を得ている。単に偶然の発見だけではなく、その後の努力によって「和寒町越冬キャベツ」ブランドが確立された。


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