研究普及部門

	優秀賞

平成3年､檜山南部地区農業改良普及センターに着任した五十嵐普及員は､地域の農業状況から､転作作物として収益性の高い品目の導入が必要と､地域の環境に適応した新しい作物としてリンドウに着目。江差町の農家を熱心に回り､3戸の農家で栽培を開始する。平成5年には厚沢部町にも働きかけ研究会を発足。広域的組織による取り組みを本格化させた。まったくのゼロからのスタートで､昨年は乙部町の農家をふくめ､12戸､4.5ha､採花面積1.3haまで拡大。今年の採花面積も3haが見込まれ､着実に伸びを見せている。地域農業の特徴作りに農家と二人三脚で取り組んでいる。