農業者部門

	優秀賞

当組合で生産されるてん菜種子は､全道70.000haのてん菜面積のうち､21.000haに供給。年々厳しさを増す農業事情の中､生産者の種子に対する高度な要望に応えるためには旧来からの生産方式を抜本的に見直さなくてはならなかった。てん菜採取事業がスタートして以来35年間もの長きにわたり､手作業主体の採取体型であったものを､一貫機械化体系にしようという試みである。若手後継者グループを中心にプロジェクトチームを組織し､組合員一丸となって､平成4年より試験･研究に着手。酪農家が廃品放置していた機械も改造活用するなど4年間の紆余曲折を経て､ついに平成8年､一貫機械化により画期的な省力栽培を確立。てん菜生産者の生産性向上に大きく寄与するに至った。