研究普及部門

	優秀賞

北海道大野農業高等学校の食品化学科の農産製造研究班は、利用価値が無いと思われていたものに付加価値を付ける研究を行っており、大野町に自生しているマルメロから作るジャムやワインの開発にも貢献している。4年前から食用廃油の燃料化に着目し、研究を開始した。様々な工夫のもと、ディーゼルトラックを動かすことに成功、その他農産廃棄物の「米ぬか」に食用廃油を添加し、糊剤を配合して着火性が良く、火力も強い固形燃料を開発した。「もったいない」という気持ちから始めた研究が本格的なリサイクルへとつながってきている。生徒たちはさらに研究を続けたいと意欲に燃えている。