過去の受賞者

■ 第6回 ホクレン夢大賞 受賞者経歴及び活動内容

農業者部門


 優秀賞 

放牧酪農研究会 殿

 平成8年に発足した「放牧酪農研究会」は、会員7戸・14人の構成。低コストで安定した酪農をめざし、集約放牧酪農技術を実践中です。集約放牧とは、放牧地を牛が1日で食べつくす広さに区切り、栄養価の高い草を食べさせることで、高乳量を確保する技術。先進地の調査、大学や試験場との意見交換など、自主的な研究を積極的に重ねています。
 平成9年からは国の「集約放牧酪農技術実践モデル事業」となり、導入後1年で農業所得も伸びるなど、顕著な効果が表れています。研究会の別名は「ニュージーランドに家族で行く会」。研究も実践もすべて夫婦同伴が基本で、全員が一丸となって取り組みます。重労働のきびしい酪農から、自然体のゆとりある酪農へ。自分たちのフィールドをしっかり見すえた活動に、大きな注目が集まっています。


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