研究普及部門

	優秀賞

　奈井江町では、1996年に「地域農業気象情報システム」として全農業者にファックスと、それを支援するための気象観測ロボット「マメダス」等関連機器を導入。このシステムをさらに活用し、水稲の生育ステージ推定による水管理等の支援、及びいもち病の予察を行うパソコンソフト「奈井江町農業総合情報システム（NAIS）」を開発しました。
　システム運用後は、ムダのない適期防除で低コストの減農薬栽培が実現。刈取適期予測の情報も提供され、作業の効率化が図られています。奈井江町の平成12年産米はタンパク値6．8％以下の高品質米が前年の3．3倍になるなど、具体的な成果も表れており、今後もシステムの精度を高め、さらなる活用が期待されています。