「稲刈りをして焼きおにぎりを作って食べよう」を体験しました

くるるの杜 体験記

札幌のお隣、北広島市内にあるホクレン 食と農のふれあいファーム「くるるの杜」。
広い農村空間に、体験農場や調理加工体験施設、農畜産物直売所、農村レストランまであり、
農作物にまつわる「育てる、作る、食べる、感じる、つながる」が体験できます。
そんな「くるるの杜」から、毎月、旬の体験プログラムやおすすめ情報をお届けします。

【今回のテーマ】

「稲刈りをして焼きおにぎりを作って食べよう」を体験しました

「稲刈りをして焼きおにぎりを作って食べよう」を体験しました

「くるるの杜」の田んぼで稲刈りを初体験!

「くるるの杜」の田んぼで
稲刈りを初体験!

大地が実りでにぎわう「くるるの杜」。収穫体験ができるのは、野菜だけじゃありません。春に田植えした稲が黄金色に変わり、穂を風に揺らしていました。そんな田んぼで、今回は稲刈りに挑戦。さらに畑で食べ頃を迎えている野菜も収穫。その後は新米を炊いて焼きおにぎりを作るという盛りだくさん、3時間の体験プログラムに参加しました。まずは稲刈り体験。水の引いた田んぼに入り、鎌を使って刈り取っていきます。

刈った稲は「はさかけ」へ。日光浴でおいしくな〜れ

刈った稲は「はさかけ」へ。
日光浴でおいしくな〜れ

腰を曲げての稲刈り作業は体力勝負。ときどき立ち上がっては、「う〜ぅ」と腰を伸ばしながら進みます。刈った稲は、「はさかけ」という昔ながらの作業で乾燥させます。刈り取った稲6株分をまとめて麻ひもで縛り1束に。渾身の力を込めて縛ったら、肩に担いで「はさかけ」場へ。縛った束を半分に割ってパイプに掛け、隣の束との間を詰めるように力の限り「ギュッ、ギュッ」と押します。きつく詰めると、乾燥してもバラバラになりません。

田んぼを後に、お米の勉強。ありがたみがヒシヒシと

田んぼを後に、お米の勉強。
ありがたみがヒシヒシと

参加者みんなで力を合わせて、稲を刈っては干し、刈っては干し。おでこにじわりと汗が浮かびます。「はさかけ」が終了すると、調理加工体験棟でお米の勉強。スタッフの西川さんがクイズを出しながら解説してくれます。そこで分かったのは、稲1株から取れるお米は、ご飯茶碗でたったの1杯分ということ。あの重労働でも、さっき刈り取った稲から取れるお米、わが家なら1週間も持ちません。農家さんのありがたさに胸を打たれました。

それぞれの採り方を習い畑で4種類の野菜を収穫

それぞれの採り方を習い
畑で4種類の野菜を収穫

お米について学んだら、今度は畑で野菜を収穫。まずはブロッコリーです。収穫前のブロッコリーはたくさんの大きな葉に覆われた謎の巨大物体。両腕で株ごと抱えて思い切り引き抜きます。葉を取り除くとやっとおなじみの姿が出現。じゃがいもは手で掘って土の中から探し当て、にんじんは葉の付け根を真っ直ぐ持ち上げ、たまねぎは大きいのを選んで、次々に収穫。

熱々の炊きたてご飯でおにぎりを作りましょう♪

熱々の炊きたてご飯で
おにぎりを作りましょう♪

野菜の収穫が終わったら、じゃがいもを2つ選んできれいに洗い、蒸し器に入れてふかします。これは後ほど、じゃがバターにしていただくことに。じゃがいもがふかし上がるのを待つ間、炊きたての新米でおにぎりを握ります。「あちちちち」と言いながら、手についたご飯をつまみ食い。ピカピカに光る炊きたての新米は、甘さがたっぷりのっていてそのままでも十分なおいしさ。新米の季節が来る度に、幸せを感じます。

畑を眺めながら焼きおにぎりをフーフー

畑を眺めながら
焼きおにぎりをフーフー

おにぎりは、畑を見渡す場所に設置されたバーベキュー用の焼き台にのせ、炭火でこんがりと焼きます。ほどよく焦げ目が付いたところで、ひっくり返してしょう油をひと塗り。これを表裏に繰り返し、表面がカリッとしたら完成です。フーフーしながら両手で割ると、真っ白な湯気がふわり。じゃがバターをおかずに、香ばしい焼きおにぎりをいただきます。農作業の後のご飯は、おいしさもひとしお。充実感いっぱいの体験となりました。

「くるるの杜」ではまだまだ収穫の秋を楽しめます!

「くるるの杜」ではまだまだ
収穫の秋を楽しめます!

今回の体験は10kg分の野菜収穫付きで参加費1口4,200円(税込)。他にも天日干し後の稲を脱穀しておにぎりを作る体験プログラムなど、「くるるの杜」では、まだまだ収穫の秋を楽しむことができます。お好みのプログラムを見つけて、北海道のおいしい秋を満喫してくださいね。直売所も秋の味覚盛りだくさん。ぜひ、お立ち寄りください。
>くるるの杜ホームページ

ホクレン食と農のふれあいファーム
くるるの杜

北広島市大曲377-1 TEL 011-377-8700

www.hokuren-kururu.jp