すべての日本人が一年間に食べるものを全部集めて、巨大なテーブルに乗せたとします。
ご飯もパンもおかずも飲み物も全部です。
その内、国内でまかなえているものは38％だけで、62％は外国から来たもの。
色んな解釈がありますが、食料自給率をこう考えるとなかなかシビアです。
実際、手軽に買えるお弁当でも細やかに産地を調べてみると、
まさにそんな割合に近いということに気づくはず。
ちなみに昭和40年は食料自給率73％。
現在は大変便利な世の中ではありますが、
本当の意味で豊かな国と言えるのはどちらなのでしょうか。
私達が先代から受け継いだもの、後世に遺していくもの。
忘れ物がないように、もう一度見つめ直したいですね。

※%はすべてカロリーベースの食料自給率（農林水産省｢食料自給率の推移｣令和元年度より）