じゃがいもの収穫/JAめむろ(芽室町)

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じゃがいもの収穫/JAめむろ(芽室町)

【 60 秒 】

北海道の農業の「今」を動画で伝える「北海道NOW」。第7回目は、待ちに待ったじゃがいもの収穫風景をお届けします。今回訪ねたのは、全国生産量の約8割を占める北海道の中でも有数の産地、十勝の芽室町。最新の大型ハーベスター(収穫機)を使って、土の中から丁寧に掘り上げる様子をご覧ください。

  • “とかち晴れの”の空の下での
    収穫作業
    十勝平野の中西部に位置する芽室町は、総面積の4割以上を農地が占める農業のまち。小麦や豆類、スイートコーンなど多彩豊かな農作物が生産されています。“とかち晴れ”と呼ばれるよく晴れた秋空の下、町内の畑では生産者の方々が最盛期を迎えたじゃがいもの収穫に追われていました。
  • 傷つけないよう、
    ゆっくりと掘り上げる
    芽室町で代々農業を営む福田裕幸さんの畑では、JAめむろ自慢の「めむろメークイン」を収穫していました。大型ハーベスターを連結したトラクターは、畝を1本ずつゆっくり走り、じゃがいもを掘り上げて行きます。丹精込めた一個一個を傷つけないようにとの想いが伝わります。
  • 収穫作業は
    家族のチームワークが大切
    じゃがいもは、土をふるい落とされながらハーベスターへ積まれます。そこでは奥様をはじめご家族4人が選別作業を慎重に行っています。福田さんは、トラクターの運転席でのモニターを通して作業の様子を確かめ、走行速度を調整。あ・うんの呼吸で、収穫と選別が同時に進んでいきます。
  • 9月下旬には、
    小麦に畑をバトンタッチ
    収穫作業は毎日朝7時から夕方5時まで続きます。雨が少なく順調に進めば、9月中旬にはじゃがいもの収穫が終了し、秋まき小麦の準備が始まります。芽室町では、小麦、豆、ビート、じゃがいもの順で輪作する生産者が多く、福田さんのメークイン畑も間もなく小麦畑へと姿を変えます。