ドローンによる農薬散布/ホクレン長沼研究農場(長沼町)
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北海道の農業の「今」を動画で伝える「北海道 NOW 」。今回は、近い将来、北海道の農業ではスタンダードになりそうな、ドローンを使った農薬散布についてお伝えします。都府県に比べて農家1軒あたりの耕作面積が広い北海道。ドローンを自在に操ることで、作業の効率化を図ることができます。
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- 農業でも活躍する
ドローン - 無人で遠隔操作などができる小型航空機ドローン。手軽に空撮ができたり、道のない場所へ物を運んだりと、大活躍です。農業もドローンの活用が大いに期待されている分野の一つ。長沼町にあるホクレンの研究農場では、ドローンを使った農薬散布の実証実験が行われています。
- 農業でも活躍する
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- 無人ヘリに代わる手法
- 北海道では、地域ごとに無人ヘリコプターをチャーターし、空から農薬散布を実施しているケースが多々あります。ドローンによる散布が普及すれば、コスト削減はもちろん、畑ごとに作物の生長具合を見ながら、より適した時期に作業を行えます。
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- 1ha分の散布が
約10分で完了 - 畑の立地や地形などを選ばず、多少の悪天候でも作動できるところも、ドローンの長所。ドローンは、機種によって幅約3~4mの帯状に農薬を散布し、田畑を折り返します。時速15kmの飛行なら、1ha分の散布が約10分で完了。作業時間も短縮できます。
- 1ha分の散布が
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- 稲作農家などで
すでに導入 - すでに稲作農家などで導入が始まっている、ドローンによる農薬散布。講習を受けて、十分な経験を積めば誰でも操作できるようになります。近い将来、田畑の上を飛ぶドローンが、夏の北海道の風物詩になるかもしれません。
- 稲作農家などで