札幌のお隣、北広島市内にあるホクレン 食と農のふれあいファーム「くるるの杜」。
広い農村空間に、体験農場や調理加工体験施設、農畜産物直売所、農村レストランまであり、
農作物にまつわる「育てる、作る、食べる、感じる、つながる」が体験できます。
そんな「くるるの杜」から、毎月、旬の体験プログラムやおすすめ情報をお届けします。
【今回のテーマ】
「いちごを収穫してカップ
ケーキを作ろう」に初参加♪
最初はカップケーキ用の
カスタードクリーム作り
1月下旬の「くるるの杜」は、一面真っ白な雪原。春はまだまだ先と思いきや、ビニールハウスの中では、すでに真っ赤ないちごが収穫されるのを待っていました。今回は、ハウスでいちごを収穫し、それを使ってカップケーキ作りに挑戦。小さな子どもから大人まで一緒に楽しめる人気の体験プログラムです。調理加工体験棟に集合したら、メガネ美人の川尻千尋さん指導のもと、さっそくカスタードクリーム作りに挑戦。コツを逃さないよう川尻さんの手元をじっと見ます。
薄力粉の代わりに米粉を。
あっという間になめらかに
「今日は、薄力粉の代わりに米粉を使います」と川尻さん。大人たちからは「え!?」と驚きの声が。「米粉を使うと簡単になめらかなクリームができるんですよ」。なるほど、薄力粉だと卵やグラニュ糖と合わせる時、ダマをなくするのに結構気合いがいるもの。でも米粉なら…写真のようにあっという間に、なめらか～。ここに牛乳を注ぎ、ゆっくりと火にかけ、仕上げにバターを溶かせば、まるごと北海道産のカスタードクリームが完成！ もちろん、味見も忘れません。うん、おいしい。
わかるかな？クイズで
いちごに詳しくなろう！
カスタードクリームを冷蔵庫で冷やす間、いちごのお勉強タイム～。テーブルにはクイズが用意されていますぞ。「花が咲いてから収穫まで何日かかる？」「いちごの花の写真はどれ？」「一番甘い部分はどこ？」などなど、大人でも「むむむっ」と考え込んでしまう問題ばかり。そこで川尻さんから、「８月中旬から苗を植え始め、クリスマスあたりに花を咲かせると１月下旬には収穫できるようになります」と大ヒントが！ そうか！ なるほど！
いちごは、果肉に触れず
そっと収穫するのが大事
クイズを解き終えたところで、雪の中のビニールハウスへ。これから楽しみだった、いちごの収穫です。ポカポカ陽気のハウスで収穫期を迎えているのは、甘さと酸味のバランスが良い『紅ほっぺ』と酸味が少なくやさしい甘みが特徴の『章姫』。どちらも静岡県生まれの品種です。「いちごは繊細なので、収穫するときは果肉に触らず、茎を両手で押さえて摘まむように」と川尻さん。真っ赤な完熟いちごを見つけたら、両手でプチッ。その気持ち良さ、達成感といったら！
完熟いちごを手に
カップケーキ作りを再開
甘酸っぱい香りが漂う完熟いちごを10粒ほど収穫し、すっかり春を迎えた気分になったところで、調理加工体験棟へ戻り、カップケーキ作りを再開。ちょうどカスタードクリームも、いい感じに冷えていました。ここからは、センスの見せどころ。スポンジケーキといちごを好みの大きさにカットし、カスタードクリームと生クリームを重ねながらカップに盛りつけていきます。完熟いちごは、断面を見せるように並べてみました♪ 生クリームもた〜っぷり！
クリームもスポンジも
いちごも道産のケーキ♪
盛りつけの仕上げに大きないちごをポンッ！ ジャーン！ 春らしいいちごのカップケーキが完成しました！ なんだか、ほっこり、癒やされる～。これもいちごのパワーかしら。さあ、みんなで試食タイム！ クリームもスポンジケーキも、いちごもすべて北海道の素材だけで作られてますよ。カンタンだけど、おいしくて、かわいくて、もう大満足！ 帰ったら、いちごの豆知識を披露しながら家族にも作ってあげようとウキウキ気分で家路についたのでした。
いちご収穫体験は5月まで
家族で参加してみよう！
今回の体験は参加費1口2,300円(税込・1口4名様まで)。いちごの収穫1パック(約150g)、試食5粒、カップケーキ2個分が含まれています。「くるるの杜」では5月までいちごの収穫体験ができます。カップケーキ作りのほか、収穫したてのいちごを使ってアイスやタルトを作る企画もあるそうなので、詳しくはホームページでチェックして、ご家族やお友達とぜひ参加してみてください。
> くるるの杜ホームページ
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