北海道は、全国のスイートコーンの収穫量の約4割を占める、全国一の産地です(農林水産省『平成29年産 野菜生産出荷統計』より)。
スイートコーンは、日中に光合成で得た養分を蓄え、夜間は呼吸することでその養分を使います。北海道は、日が沈むと気温が下がるため呼吸が抑えられ、養分が減りづらいことから、甘みの強いスイートコーンが育つのです。
JA道央では、その日収穫したスイートコーンのコンテナでの受け入れを午前10時に締め切っています。集荷施設内では、真空冷却機を導入し早朝のうちに収穫したスイートコーンを急速冷却することで長時間食味と鮮度を保てるよう取り組んでいます。‶朝どり品質″にこだわりながら、当日中に冷蔵トラックに積み込み、道内はもとより、関東方面へも出荷されています。