日本一の米どころへ、北海道米の進化。

日本一の米どころへ、北海道米の進化。

おいしさと品質で
日本一を目指す

 広大な大地を生かし、日本でもトップクラスの米の作付面積と収穫量を誇る北海道。品種改良も盛んで、多様化する消費者の嗜好に合わせて、独自の研究を重ねてきました。
 『きらら397』を皮切りにおいしい米の開発が加速。『ななつぼし』『ふっくりんこ』『ゆめぴりか』など北海道を代表するブランド米が続々と誕生し、ゆめぴりかは、日本穀物検定協会の食味ランキングで9年連続最高位の「特A」を獲得(※平成22年産米は参考品種)。ななつぼしも9年連続で「特A」を獲得し、地元・北海道はもちろん、全国にも、「北海道米はおいしい」というイメージが広がってきています。
 現在、北海道米は、主食として食べられるうるち米だけでも十数品種にのぼります。粘り、コシ、甘み……など特徴的な食味を持つ米が数多く栽培されているのも、北海道ならではです。
 米にも、消費者一人ひとりの好みに合わせたさまざまなおいしさが求められています。そのおいしさの一つひとつは、安定した品質維持に取り組む生産者の努力によって育まれています。
 今号ではブランドに秘められた、生産者の思いや先進的な取り組みから、北海道米の独自の進化を紹介します。