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三笠高校の相良さん金賞受賞 牛乳・乳製品料理コンクール

2020.10.29

 
 北海道牛乳普及協会とホクレンが主催する「牛乳・乳製品利用料理コンクール」の実演審査会が10月26日、札幌市内の札幌エルプラザで開かれ、北海道三笠高校3年、相良千尋さんの「エビチリ風チーズハットグ」が金賞(最優秀賞)に輝きました。
 
 4人分で計200g以上の牛乳・乳製品を使った手軽な料理であることなどを条件にした同コンクールは今年で41回目。全道から寄せられた265点の応募の中から書類審査で選ばれた10作品を応募者自身が調理し、北海道栄養士会の中川幸恵会長、フードディレクターの貫田桂一さん、料理研究家の東海林明子さんが審査しました。
 
 表彰式では、主催者を代表して同協会会長の西川寛稔・ホクレン副会長が「私も酪農家の一人として、皆さんの参加を大変うれしく思っている。どの作品も素晴らしいアイデアで、牛乳・乳製品の良さを引き出していると感じた。これからも、(料理を通じて)北海道酪農を応援していただきたい」とあいさつ、受賞者に賞状などを贈りました。
 
 金賞を受賞した相良さんの料理は、韓国風チーズホットドックの「チーズハットグ」とエビチリを組み合わせた一品で、審査委員長の中川会長は審査講評の中で「とにかく、おいしかったし、工夫もされていた。香り、揚げ具合も良く、子どもにも喜ばれる作品だと思った」と高く評価しました。
 
 
 すし職人になることを目指しているという相良さんは、「長崎の卓袱(しっぽく)料理にあるエビのすり身を、今、人気のチーズハットグと組み合わせてはどうかと考えましたが、形を整えるのに苦労しました。お料理は、自分が作ったものを食べて、喜んでくれる人がいるというところが好きです」と笑顔で話し、自分の料理が「おいしい」と評価されたことを喜んでいました。
 
 今回のコンクールは、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、マスクの着用や検温を義務付けるなどして実施。金賞に次ぐ銀賞、銅賞、優秀賞、優良賞の各受賞者の氏名、作品名は下記の牛乳普及協会のホームページに掲載しているほか、上位入賞作品のレシピは今後、同サイトの「料理コンクール入賞作品集」コーナーで紹介予定です。
 
【北海道牛乳普及協会ホームページ】