2019年ニュースリリース
令和元年10月~12月期配合飼料供給価格」について
お知らせ 2019.09.20
令和元年9月20日
各 位
ホクレン農業協同組合連合会
「令和元年10月~12月期配合飼料供給価格」について
1.価格改定額と飼料原料情勢
令和元年10月~12月期配合飼料価格は、前期に比べ、為替が円高であることや、とうもろこし・大豆粕など飼料原料価格が下落していることから、本会全畜種平均でトンあたり約550円値下げすることを決定しました。
情勢は以下のとおりです。
(1)とうもろこし
とうもろこしのシカゴ定期は、米国での作付けが大幅に遅れたものの、その後の順調な天候により軟調な展開となり、現在は350セント/ブッシェル台となっている。
今後は、作柄の改善により需給は安定していることから、現行水準での推移が見込まれる。
(2)蛋白質原料
大豆粕のシカゴ定期は、米国での作付けが大幅に遅れたものの、その後、生育に適した天候となったことや、米中貿易協議の先行き不透明感を受け軟調な展開となり、現在は320ドル/トン前後となっている。
(3)そうこう類
コーングルテンフィードは、異性化糖の需要減少から発生量が減少するため、需給は引き締まる見通し。
ふすまは、小麦粉需要の最盛期となるため発生量は増加する。一方、畜産需要も最盛期となるため需給は均衡する見通し。
(4)脱脂粉乳
脱脂粉乳は、堅調な需要から主産地の在庫が減少しており国際相場が上昇している。
ホエイパウダーは、米中間の貿易摩擦による中国向けの需要が減退したことにより、国際相場が下落している。
(5)海上運賃
米国ガルフ・日本間の海上運賃は、南米産穀物の堅調な輸送需要に加え、中国向け鉄鉱石の輸送需要が増加したことから上昇し、現在は55ドル/トン前後で推移している。
(6)外国為替
外国為替は、8月に入りトランプ大統領が中国製品に対し追加関税を課すと表明したことにより円高が進み107円前後で推移している。
2.配合飼料安定基金
令和元年10~12月期の補てん単価は、令和2年1月下旬の安定基金理事会で決定されます。
3.相場チャート
別紙のとおり
【この件の問い合わせ先】
ホクレン農業協同組合連合会 畜産生産部 飼料推進課
℡ 011-232-6185
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