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品質管理(HACCP)

ホクレンでは、安全・安心な卵を生産するために、第三者認証機関によるHACCPシステムを導入いたしました。HACCPシステムでは衛生管理だけではなく、生産農場の飼養管理、GPセンター(洗卵・選別・包装施設)の運営管理および配送管理の徹底を図っております。

ホクレンが考える安全の基本は、生産農場・選別包装施設の衛生管理であり、これに関わる工程の確実な運用管理があってこそ、本当の安全が確保できると考えております。ホクレンは、これからも弛まぬ努力と継続した管理体制の下、皆さまに安全で美味しい卵をお届けして参ります。

HACCPシステムの特徴

  1. 安全性確保を目的とした管理システムである。
  2. 科学的根拠に基づく衛生管理の実施。
  3. 生産農場から製品出荷に至るまでの衛生管理の実施。
  4. 衛生管理に関わる検査結果の確認と検証を行い、記録化する。
  5. 組織の一人ひとりが自分の役割を理解し、責任を果たす。
  6. 全ての管理は人が行う。よって、管理レベルの向上と維持を目的とした教育活動の実施。

衛生管理・品質管理

生産農場
定期的に農場の衛生検査を実施し、農場が衛生的であることを確認しています。
GPセンター
機械設備・床面などの衛生検査を定期的に実施し、施設が衛生的であることを確認しています。
卵の洗卵消毒
殻表面の卵の殻表面は洗浄消毒しています。
洗浄水の温度と消毒液の濃度は定時にチェックし、確実に消毒されていることを確認しています。
卵の品質検査
ヒビ卵・汚卵などの規格外卵を除去する検査をしています。
品質検査
鮮度の指標となる「卵殻強度、卵黄色、ハウユニット」の検査により品質を確認しています。
温度管理
サルモネラ・エンテリティディス(SE)感染鶏群でも、サルモネラが卵に移行する確率は極めて低いと言われており、低温で管理するなど、流通・消費段階で卵が適切に取扱われていれば、感染した卵を食べても食中毒に至ることはほとんどありません。このことから、GPセンターでは空調設備を完備し、定時点検により管理基準を逸脱しないよう室内の温度を管理しています。
製造工程