ホクレン訓子府実証農場 酪農研修生募集
資格の取得を目指す方のために、技能講習や研修会を実施しています。希望者全員合格を目標に指導し、毎年高い合格率を誇ります。資格取得を目指す方には、講習会を実施。実技指導も含めて丁寧に指導します。
●家畜人工授精師
希望者は、例年4月に家畜人工授精師選抜試験を受験し、合格後5月に本講習を受け最終合格した場合に資格取得となります。
入場後、当農場で選抜試験対策を実施します。
※経費は自己負担
●2級認定牛削蹄師
※受講・受験料は当農場負担
●車両系建設機械運転技能
※技能講習受講料は当農場負担
●酪農ヘルパー専門技術員養成研修会、その他希望者は各種研修会に参加可能
研修後は酪農後継者として活躍するのはもちろんのこと、酪農ヘルパー、農協職員、家畜人工授精師、農業機械メーカーなどさまざまな分野に進んでいます。職種は違っても「酪農の現場を支える」という志は同じ。訓子府町での実践的な研修の経験を、実務に活かすことができます。
●主な就職先
全道各農協、ジェネティクス北海道、酪農ヘルパー組合、法人牧場など
令和3年度研修生
髙橋 将太さん
高校時代に農業に関して学んできましたが、父親の経営している牧場の後を継ぐため、より実践的な技能を習得したいと思い研修生として入場しました。
研修を通じて乳牛の飼養管理や搾乳に関する知識を深めることができたほか、モクシなどを使った牛の取り扱いやタイヤショベルの機械操作など、実際の現場で役立つ技術を身に着けることができました。
同期の研修生と共に過ごした寮生活も、楽しく良い思い出となっています。
今後も乳牛の健康に気遣い、良質なミルクを消費者に届けていきたいです。
令和3年度研修生
北海道農業共済組合
清水 慶信さん
幼少期より酪農関係の仕事に就きたいと考えていましたが、高校在学中に「ホクレン訓子府実証農場」の存在を知って、一から酪農について学びたいという気持ちが強くなり本州からの入場を決意しました。
牛と接すること自体未経験でしたが、1年の間に酪農に関する専門的な知識を身に着け、多くの経験を積むことができました。
また、研修期間中に繁殖学に興味を持ち、職員の方のサポートを受けて家畜人工授精師の資格を取得し実際に牛を使った授精作業のトレーニングを行ったことで、今の仕事に就くことにつながりました。
家畜人工授精師の仕事は、母牛の発情と体調の見極めも大事ですが、様々な関係者とのコミュニケーションが非常に大切であり、酪農を肌で感じ様々な経験をした実証農場での日々が現在の糧となっています。
これからも生産者の気持ちに寄り添いながら、技術を磨き北海道酪農に貢献していきたいです。
