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和牛は、北できわまる

「北の大地で高まる美味さの極み」
「北海道和牛」
(商標登録第4523585号)は、
北海道産の黒毛和牛の総称です。
北海道では、
黒毛和牛が約19万頭飼養されており、
日本固有種である和牛の
大きな産地のひとつとなっています。
その理由は、牛にとって夏は涼しく
過ごしやすい気候であることや
牧草地の面積が広く、
牛の主食でもある
良質な牧草が
手に入りやすいことから、
多くの和牛が
この北海道の大地の上にある
牛舎の中で生まれ、
育てられています。

「北海道の豊かさと
匠の生産技術が融合」

日本の食糧基地でもある
北海道の豊かな農地からは、
稲わらや麦わらなどが産出され、
北海道和牛にはこうしたものも与えられており、
このことからも北海道は
恵まれた環境と言われています。
牛の寝床(敷料)には、
木材のチップ等を粉砕したものや
おがくずが使われることが多くあり、
北海道は森林面積が広く、
製材加工が行われている地域もあり、
牛の寝床に活用をされています。

また、牧場で牛の糞を発酵させて
微生物によって分解された
堆肥(有機質肥料)は、
牧草地や田畑へ還元し、
環境に配慮した循環型の農業が
北海道内の各地で行われています。
このような環境の中で
北海道内には地域に根ざした
和牛のブランドが数多く存在しており、
生産技術が磨かれ様々な生産者が
切磋琢磨しつつ競い合うように
良質な和牛を生産しています。

「海を越え、世界の食卓へ」
北海道和牛は、
海外への輸出が近年伸びており、
和牛がもつ他に類を見ない
優れた品質とおいしさが
やわらかで繊細な旨味、
とろけるような食感の牛肉として魅了し、
世界の方々に評価されてきています。