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2025.04.01
全国へ、
「北海道産」を
運び続ける

一貫パレチゼーション輸送

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トラックの荷役作業の省力化に
「一貫パレチゼーション輸送」

作業時間の短縮は
鮮度を保つ利点も

トラックドライバーの長時間労働の要因の一つが、荷物の積み込みや積み下ろしといった荷役作業です。人力で段ボールや大袋を一つずつ積み込む作業は、体への負担が大きく、作業時間もかかります。こうした負担を減らす道具として物流現場で使われているのが「パレット」です。複数の荷物を載せるための台で、フォークリフトで一度に大量の荷物の積み下ろしができます。
近年は、ドライバーの不足や高齢化で荷役作業が敬遠される傾向にある中、産地JAとホクレンでは、産地から消費地までパレットに青果物を載せたまま輸送する「一貫パレチゼーション輸送」に取り組んでいます。
道内のJAの中でも、一貫パレチゼーション輸送に重点的に取り組むJAの一つがJAようていです。同JAは北海道を代表する名山の一つ、羊蹄山をぐるりと囲む9町村からなり、米やじゃがいもなど道内の主要な農畜産物の多くを生産しています。

  • パレットへの段ボールの積み込みも、コンピューター制御の機械によってオートメーション化されています

「これまでは、20tトレーラーへの積み込みに2時間以上かかっており、作業時間の短縮が課題でした。パレチゼーション輸送の導入によって作業時間は15分ほどになり、大幅にスピードアップできました」
このように説明するのは、同JA青果課統括課長の後藤俊英さん。2017年のじゃがいもの輸送を皮切りに、スイートコーンやゆり根、にんじん、ながいもなど現在では9品目でパレチゼーション輸送を導入しています。
「24年に導入したにんじんの場合、パレットのサイズに合わせて、出荷用段ボールの規格を変更しなければなりませんでした。それに伴ってにんじんの選果レーンや選果後のにんじんを保管する真空予冷機なども大幅な改築が必要になりました」
このほかにもながいもの場合、輸送時の安定性などさまざまな問題をクリアしなければならず、段ボールサイズの最適化に2年もの時間を費やしました。同JAでは、メーカーの協力のもと輸送試験を繰り返し行いながら、各品目の集出荷施設の改修と同時にパレチゼーション輸送の導入を進めてきました。
「青果物全般にいえることですが、特に大根やにんじんなど予冷をかけて出荷する作物にとって、作業時間の短縮で鮮度が保たれるようになったことも大きな収穫です。改修費用はかかりましたが、導入してよかったと確信しています」

  • じゃがいもの集出荷施設は同JA内に3カ所あり、フォークリフトの運転手には女性も活躍しています

作物の安定出荷と
コスト抑制に貢献

後藤さんによると、現在JAようていの総出荷量に対する一貫パレチゼーション輸送は約7割程度で、全量化には課題も残っているそうです。
「たとえば絹さやなど出荷量が少ないものは、パレットでの輸送には向きません。パレチゼーション輸送が主流になると、出荷量の少ない品目が運びづらくなりつつあります」
加えて、取引先から段ボール以外での輸送を希望される場合もあります。「ブロッコリーは鮮度が落ちやすく、氷を詰めた発泡スチロールが好まれます。段ボールでの輸送試験も行いましたが、到着時には傷んでしまうものも多く、発泡スチロールでのパレチゼーション化のハードルは高いですが、検討してきたいです」と後藤さんは話します。また、近年の温暖化で出荷予定日や数量がこれまで以上に予測しにくくなっており、後藤さんは関係先との調整を緊密に行うなど、生鮮品ならではの輸送に苦労をにじませます。
「もしパレチゼーション化をしていなければ、作物を届けられない地域がいっぱいあったと思います」と後藤さん。「“ようてい産は品質が良い”と評価していただけるように、安全かつ安定的に届けることが私たちの使命です。物価の高騰に拍車がかかりますが、物流のパレチゼーション化は省力化だけでなく、コストの抑制にも貢献できると思い、取り組んでいます」と力強く語りました。
 
 

  • JAようてい 青果課統括課長 後藤俊英さん

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