北海道小豆の
可能性。

森崎 博之のGREENエッセイ

北海道小豆の可能性。

北海道小豆の可能性。 北海道小豆の可能性。

言うまでもなく北海道は小豆の一大産地。
生産のみならず大量保管する責任も重要。
「小豆氷温ストレージ」のお話です。
池田町の旧ボーリング場。
内側に柱が少ない建物は倉庫にピッタリ。
大量の小豆は600Lの水を張ったコンテナ700基に囲まれます。
水は冬場に凍りつき、小豆を安全に低温保存します。
夏期になって氷が溶けると冷気を放出し、
小豆はこのナチュラルでクリーンな冷蔵エネルギーのなかで休眠を続けて、
鮮度を保ちつつ出荷を待ちます。
こうした様々な施設の保管のおかげで、北海道から全国へ年中届けられます。
ますます進む高温化のなかで、
厳しい冬の寒さをこうしてエネルギー転換できる事こそが、
北海道の大いなる可能性です。
 
※「小豆氷温ストレージ」はJA十勝池田町が運営、管理している倉庫です。