根室エリア

北の産地からこんにちは [Hello from the Northern Farms]

道内12エリアをたずねながら、地域ならではの風景や人々、
その土地ご自慢の北海道農畜産物をご紹介。
あなたの身近にもきっとある「北海道のおいしさ」と、そして「北海道がおいしい理由」に触れてみてください。

根室エリア

根室エリア 根室エリア

納沙布岬(のさっぷみさき)や野付半島に代表される、北海道最東端エリア

北海道の中でも最東端に位置する根室エリアは、根室市をはじめ羅臼町、別海町、中標津町、標津町に広がる根室管内一帯を指します。本土最東端の岬で、全国で最も早く朝日が昇ることで知られる納沙布岬や、どこまでも広がる牧草地の景色を一望できる開陽台、日本最大の砂の半島・野付半島など北海道らしいダイナミックな自然を感じられるスポットが点在しています。北はオホーツク海、南は太平洋に囲まれ、夏でも気温が上がりにくい、道内でもとりわけ冷涼な地域です。

日本有数の草地型・大規模酪農地帯

一年を通して気温が低いこのエリアは、暑さが苦手な乳牛には過ごしやすく、酪農に最適な環境です。農業は酪農が中心で、根釧台地の広大な草地を生かし、牛の放牧や餌となる牧草などの飼料作物を生産する草地型酪農が最大の特色となっています。明治期の開拓以降、酪農経営の大規模化が進み、全国でも有数の大規模酪農地帯へと発展。現在の酪農王国・北海道の基盤の一つが築かれていきました。

生乳生産量日本一の町と、圧倒的なスケールで国産を支える

管内では、人口を大きく上回る約17万頭の乳牛が飼育されています(※1)。中でも別海町は、牛乳や乳製品の原料となる生乳の生産量が日本一(※2)。さらに、生産者1戸あたりの耕地面積は全国平均の約28倍に上り、このエリアの酪農のスケールの大きさがうかがえます(※3)
こうした大規模な酪農を支えているのが、搾乳や給餌などに導入されているロボット技術です。作業の効率化や生産性向上を図ることで、人手不足の解消にもつながっています。新しい技術を積極的に取り入れながら、国産の生乳を守り続ける取り組みは、このエリアでも着実に広がりつつあります。
※1農林水産省「2020年農林業センサス」 ※2別海町公式サイト ※3農林水産省「2020年農林業センサス」「2020年農林水産統計」

開拓者精神で、未来の酪農に挑み続ける

新技術や機械化を積極的に取り入れ、近代的な酪農経営のモデルを開拓してきたこの地域には、挑戦意欲あふれる酪農家が多くいます。近年ではSNSも活用し、酪農家の思いや日々の仕事の様子などを、等身大の言葉で発信しています。
「牛乳」は、全国に北海道産の名を知らしめている代表格の一つですが、最近では地域の特徴を生かしたブランドづくりも活発です。地元産の生乳を100%使った牛乳をはじめ、ナチュラルチーズやアイスクリームなど、個性豊かな牛乳・乳製品が次々と生まれています。作り手のこだわりが詰まったご当地ならではのおいしさにも、ぜひ注目してみてください。