石狩エリア

北の産地からこんにちは [Hello from the Northern Farms]

道内12エリアをたずねながら、地域ならではの風景や人々、
その土地ご自慢の北海道農畜産物をご紹介。
あなたの身近にもきっとある「北海道のおいしさ」と、そして「北海道がおいしい理由」に触れてみてください。

石狩エリア

石狩エリア 石狩エリア

都市と豊かな自然が寄り添う、石狩エリア

北海道最大の都市・札幌市をはじめ、石狩市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、当別町、新篠津村の6市1町1村からなる石狩エリア。北海道の人口のおよそ半数が暮らし、政治・経済・文化の中心として発展を続けています。総面積は約3,540㎢と、鳥取県にほぼ匹敵する広さを誇り、都市と雄大な自然が共存する地域です。
このエリアの魅力は、変化に富んだ地形が織りなす多彩な景観にあります。北西部は日本海に面し、海食崖や奇岩が続くダイナミックな海岸線が広がります。中央部には、日本三大河川の一つである石狩川が流れ、その流域には北海道最大級の石狩平野が広がっています。
さらに南西部には、「支笏洞爺国立公園」に指定されている恵庭岳をはじめとする山々と、日本有数の透明度を誇る支笏湖など豊かな自然が広がり、四季折々の美しい景観を楽しめます。新千歳空港や札幌を起点に移動しやすいことから、北海道観光の玄関口として国内外から多くの人が訪れています。

都市近郊だからこそ広がる、多彩な農業

石狩エリアの農業は、石狩川がもたらす豊かな水資源に支えられ、稲作を中心に発展してきました。現在では、北海道最大の消費地である札幌圏に隣接する立地を生かした「都市近郊型農業」が大きな強みとなっています。新鮮な農畜産物をいち早く消費者へ届けられることから、多彩な品目を安定して生産できる環境が整っています。
この地域では、道内の他のエリアと比べて小規模な面積の中で複数の作物を栽培する生産者が多く、「石狩で採れない野菜はない」といわれるほど、豊富な作物がそろいます。米をはじめ、玉ねぎ、ブロッコリー、スイートコーン、小麦など、季節ごとにさまざまな実りが楽しめるのも魅力です。

ブロッコリーや花きは道内トップクラスの産地

石狩エリアで生産される農畜産物のなかでも、特にブロッコリーや花きは、北海道内でもトップクラスの生産量を誇っています。また管内は、上川・空知に次ぐ北海道有数の米どころであり、肥沃な石狩平野と豊富な水資源が、おいしい米づくりを力強く支えています。
都市と農業が共存する豊かさにあふれる石狩エリア。暮らしに身近な場所で育まれる新鮮な恵みは、地域の人々の食卓はもちろん、観光で訪れる多くの人々をも魅了し続けています。

消費者とつながる、石狩の新しい農業チャレンジ

石狩エリアでは、新たな特産品づくりに向けた取り組みとして、環境制御型ハウスを活用した「長なす」の栽培が進められています。試験栽培を経て、2024年から本格出荷がスタートしました。温度や水分などをきめ細かく管理できるため、高温を好む長なすでも安定した品質と収量を確保できるのが特長。新規就農者にも取り組みやすい品目として期待されています。
また、同エリアでは地域JAが連携し、消費者との交流にも力を入れています。札幌市の赤れんが庁舎前広場などで毎年7月、8月に開催される「さっぽろぐるめぐりエイト」では、地域で育った農畜産物や、それらを使った料理をキッチンカーなどで提供。生産者の思いや地域農業の魅力を直接伝える場としても、注目を集めています。