空知エリア

北の産地からこんにちは [Hello from the Northern Farms]

道内12エリアをたずねながら、地域ならではの風景や人々、
その土地ご自慢の北海道農畜産物をご紹介。
あなたの身近にもきっとある「北海道のおいしさ」と、そして「北海道がおいしい理由」に触れてみてください。

空知エリア

空知エリア 空知エリア

札幌と旭川の中間に位置する、花畑が彩る大地

北海道の中央部よりやや西方、札幌市と旭川市の間に位置する空知エリアは、10市14町からなる広大な内陸地域です。面積は三重県とほぼ同じで、中央を石狩川が流れ、その流域には豊かな石狩平野が広がっています。日本海側気候の影響を受け、冬は降雪量・積雪量ともに多い道内屈指の豪雪地帯。札幌圏と旭川圏の中間に位置することから、両都市から訪れやすいエリアでもあります。
そんな空知エリアを彩るのが、季節ごとに表情を変える風景です。北竜町の「ひまわりの里」では約200万本のひまわりが咲き誇り、夏には一面が鮮やかな黄色に染まります。また、滝川市は国内有数の作付面積を誇る菜の花の産地。春から初夏にかけて、丘陵地に黄色いじゅうたんを敷き詰めたような菜の花畑が広がります。

米を中心に、メロン、花き、畑作まで多彩な農業

空知エリアは、北海道有数の穀倉地帯です。石狩平野に広がる広大な農地を生かし、全道一の作付面積を誇る水稲を基幹に、小麦、大豆、玉ねぎなど土地利用型の農業が行われています。また、全国的にも知られる夕張市の特産品『夕張メロン』のほか、花きの生産も盛んです。作付面積は全道の約5割(※1)を占め、スターチス、ひまわり、カーネーションなどが道内外へ出荷されています。
地域によって農業の特色が異なるのも空知の魅力です。岩見沢市や長沼町などがある南空知では、米を中心に野菜や花きなど多様な農業が発展。滝川市や砂川市などの中空知、深川市や妹背牛町(もせうしちょう)などがある北空知は米の主産地で、小麦、そば、花きなどを組み合わせた農業が行われています。
※1.北海道農政部「花き産業振興総合調査」2024年より

『ななつぼし』『ゆめぴりか』。北海道最大の米どころ

北海道を代表する米産地として知られる空知エリアは、水稲の作付面積が全道の約4割(※)を占める北海道最大の米どころです。『ななつぼし』『ゆめぴりか』をはじめとする良食味米が生産されているほか、安全・安心に配慮し、地域の特色や生産者のこだわりを生かしたプライベートブランド米の生産・販売も行われています。
米産地の発展に不可欠なのが、豊かな水資源です。管内には、日本一の長さを誇る農業用水路「北海幹線用水路」が整備されており、赤平市、砂川市、奈井江町、美唄市、三笠市、岩見沢市、南幌町の7市町にまたがる約15,000haの農地を潤しています。広大な水田と、それを支える大規模な水利施設。豊かな水の恵みと生産者が培ってきた技術が、北海道随一の米作りを支えています。
※農林水産省「北海道農林水産統計年報」2024年より

「植える」から「まく」へ。広大な水田を守る米作り

北海道最大の米産地である空知では、担い手不足や農家一戸当たりの作付面積拡大を背景に、米作りの省力化が進められています。なかでも注目されているのが、水田に直接種もみをまいて育てる「水稲直播(ちょくはん)栽培」です。育苗や田植えといった春先の作業を省けるため、労働力や作業時間の削減につながる技術として期待されています。
こうした取り組みを支えているのが、2012年に発足した「空知地区水稲直播連絡協議会」です。生産者・JA・行政などが一丸となって技術研修や情報交換などを行い、直播栽培の普及拡大に取り組んでいます。
道内の直播栽培面積は急速に拡大しており、2024年度には全道で8,306haと過去最高(※)となりました。その約7割を占める空知エリアでは、新しい技術を取り入れながら、広大な水田を次世代へつなぐ挑戦が続いています。
※空知総合振興局2025年度調べ
 
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