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ホクレンの始まりは1919年、前身である「保証責任北海道信用購買販売組合聯合会」として設立されました。数回の名称変更を経て、1959年に現在の「ホクレン農業協同組合連合会」になりました。2019年には設立100周年を迎えています。ホクレンは1919年から一貫して、北海道の農業と生産者のために事業を続けています。
北海道の豊かな自然と、常に未来を志向するホクレンの姿勢を表しています。
大地は、まさに農業そのものを。そこに根をおろす大樹は未来への躍進を。強靭で葉を絶やすことのない柏の葉は未来への繁栄を。白い空間は、北海道の清澄な空気を。全体の円は太陽を表すとともに、協同組合の永遠のテーマともいえる人の和を示しています。
62か所です。札幌の「本所」をはじめ、道内の「支所」が12支所、販売拠点である「支店」が道外中心に6支店、その他工場、研究所などがあります。総合職の職員は、だいたい3〜5年に一度のペースで異動・転勤し、様々な土地で仕事をします。転勤するごとに、どんどん北海道が好きになるという話をよく聞きます。
馬鈴しょ、玉ねぎ、にんじんはみなさんもイメージがわきやすいと思いますが、小麦や大豆、小豆、かぼちゃ、スイートコーン、生乳、肉用牛も全て北海道が生産量日本一を誇っています。国産の砂糖原料の約8割を占めるてん菜は北海道でしか生産されていません。名実ともに「日本の食料基地」である北海道農業を支える仕事に、職員一同誇りを持っています。
2010年7月に北海道北広島市にオープンし、2024年で14年を迎えた「ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜」は、食と農のつながりを体感できる広報施設です。約18ヘクタールの敷地には、農畜産物直売所や農村レストランのほか体験農場、調理加工体験施設を備え、「学べる」「育てる」「手にする」「食べる」など様々な体験を通じて北海道農業の魅力を全身で感じていただけます。
北海道米はかつて、道内でも食べている人の割合が4割に満たないほど、認知度も評価も高くありませんでした。しかし、生産者の弛まぬ努力と関係者一丸となって地道な品種開発が進められ、一般財団法人日本穀物検定協会の令和4年産「米の食味ランキング」において、「ななつぼし」「ゆめぴりか」が13年連続、「ふっくりんこ」は4年連続7度目となる最高評価の特Aを獲得しました。テレビCMなどによる積極的なプロモーションにより、全国的な認知度が劇的に高まった上、道内で北海道米を食べている人の割合も現在では9割となり、目標である85%を11年連続で上回っています。
全国にファンが多い北海道の馬鈴しょ(じゃがいも)を、できるだけ長い期間全国の食卓にお届けしたいという思いから開発されたのが「よくねたいも」シリーズです。秋に収穫した馬鈴しょを、CA貯蔵という長期保存技術で寝かせ、春~初夏に販売しています。この貯蔵方法によって馬鈴しょの発芽が抑えられ、甘みも増し、いわば「二度目の旬」を迎えるのです。現在は馬鈴しょの他、玉ねぎを「よくねた野菜」シリーズとして販売しています。
砂糖をつくるとき、原料のてん菜から糖分を抽出し、ろ過して煮詰めたあと、結晶と糖蜜に分けます。それぞれを乾燥させると、結晶は上白糖・グラニュ糖になり、糖蜜は「てんさい糖」になりますが、蜜を含んだまま高温で乾燥させるため、てんさい糖は茶色い色をしているのです。てんさい糖は、ミネラルを大切にしてつくられ、オリゴ糖が含まれている多彩な魅力をもつお砂糖です。
農場内に拡がると排除が難しい特定の病気が発生しないよう、高い衛生レベルを維持している農場で生産される豚です。
農場の衛生レベルが高いことから、安全・安心な豚肉として、ホクレンでは日本SPF豚協会の認定基準に合格した農場で生産された豚肉を『SPF豚』として消費者へ販売しています。
2006年に始まった、北海道酪農を盛り上げ、北海道産牛乳・乳製品の消費を拡大することを目的とした運動です。『世界に誇る一杯を』をキャッチフレーズに、北海道酪農の情報発信や北海道産牛乳・乳製品のおいしさを伝える展開を行っています。酪農は北海道の重要な基幹産業であり、地域コミュニティーの形成にも役立っています。また、北海道は全国の生乳生産の半分以上を占め、品質も世界トップクラスを誇ります。ぜひミルクランド北海道HPを訪問してください。
1993年に就航し、以来本州への安定的な道産品の供給を担っている大型貨物船ほくれん丸。現在はほくれん丸・第二ほくれん丸の2船が就航し、北海道釧路港と茨城県日立港間を毎日約20時間で結んでいます。釧路港から日立港へは生乳・乳製品や青果物、砂糖、でん粉などが運ばれ、日立港から釧路港へは飼料、肥料、資材、商品乗用車、その他一般貨物(食品、飲料、雑貨など)が運ばれています。その年間輸送量は生乳、液状乳製品のタンク輸送が約14,000台、その他のトラックが約24,000台にのぼります(2022年4月~2023年3月実績)。
ホクレンでは地域や社会に貢献する活動として、スポーツ大会・地域の文化活動への積極的な支援や、児童養護施設への北海道日本ハムファイターズ公式戦チケットの贈呈、小学校の児童に向けた特別授業「オンラインMilk school」での食育など、様々な取り組みを行っています。詳しくはホクレンコーポレートサイトをご訪問ください。
道内約260か所にある黄色い看板のガソリンスタンド、正式には「ホクレンSS(サービスステーション)」といいます。ホクレンSSの役割を一言でいえば、地域の営みを支えることです。良質・安価な燃料油をより安定的に供給し、「食と農を、エネルギーでつなぐ。」ことを目的としています。そのために、ホクレンでは地域にお住まいの皆様へのガソリンの供給や灯油配送などのインフラ整備だけでなく、トラクターやトラックの燃料となる軽油、米麦の乾燥や冬場のハウス栽培のための灯油、農耕用オイルなどを全道で安定的に届ける体制と拠点を整備しています。
ホクレン農業総合研究所は、生産現場への営業支援、品種開発、生産から流通・販売に関わる研究、および食の安全・安心に関わる検査により北海道農業をサポートしています。
具体的には、近年注目を集めているスマート農業などの新技術の実証・普及や労働力不足対応などの営農支援、優れた品種の開発・普及、農畜産物の貯蔵や流通、付加価値向上のための研究、残留農薬や農畜産物の品質などに関する検査業務など、多岐にわたる活動を通じて生産性の向上や生産基盤の維持強化を目指しています。現在は、業務内容毎に3つの部署があり、札幌や長沼、訓子府等に設置している研究施設で業務に取り組んでいます。
Aコープ・ホクレンショップは農協系統組織が運営するスーパーマーケットです。「地域の食を守り、地域の活力を支える店舗ネットワーク」をスローガンとし、店内では、生産者の顔が見える農産物の提供を目的とした直売コーナー「もぎたて市」、より地元に近い生鮮野菜の提供を目的として取扱産地の優先順位を設定している「国産野菜統一宣言」などを展開し、お客様から好評を得ております。
ホクレンと北海道日本ハムファイターズは、「北海道農業を支えることは、日本の食を支えること」という想いを共有し、2019年から「北海道農業応援プロジェクト」と進めています。この取組みを強化すべく、2022年に「ミライスマイル」を立ち上げ、「北海道の豊かな食」と「スポーツのチカラ」で未来の笑顔を育む活動も行っています。
北海道農畜産物のPRや農業への理解を深める企画など、選手・球団とともに取り組んでいますので、ぜひミライスマイルHPを訪問してください。
ホクレンは、「生産者のための協同組合として、会員JAと連携した事業を通じ、共生の大地北海道から「農」と「食」を担う」ことを使命とする農業団体です。生産者と消費者の架け橋として、農畜産物の集荷・加工・流通・販売、農業資材の供給、農業技術の開発・普及、営農支援など多岐にわたる事業を行っています。約2,000人の職員が、様々なフィールドで力を発揮し、北海道農業のため、日本の食のために日々汗を流している、それがホクレンです!