管理本部 ICT推進部デジタル推進課
タカマルさん(2015年入会)
| 経歴 | 2015年 | 帯広支所 農業機械課 |
| 2018年 | 農機燃料自動車部 農業機械課 | |
| 札幌農機総合部品センター | ||
| 2020年 | 農機燃料自動車部 農機自動車課 | |
| 札幌農機総合部品センター | ||
| 2021年 | 農機燃料自動車部 農機燃自総合課 | |
| 2024年 | ICT推進部 デジタル推進課 | |
| (2025年11月現在) |
担当している仕事とそのやりがい
入会から10年ほど資材生活事業本部で燃料や機械を取り扱っていましたが、現在はDX担当部署に所属しています。業務の大半はホクレン内外のバックオフィス業務効率化のためのソリューション提案や職員教育ですが、最近ではプログラミング経験を生かして現場で使えるIoTやAIの開発検証に取り組むようになりました。先日はホクレンのある工場で困っている課題に対して提案したIoTアプローチが「これならいけるかも!」と盛り上がり、とてもわくわくしました。提案した内容が、現場の方たちの力で形になっていくこと、そして同じ目標について語り合える仲間に出会える喜びはとても大きいです。
ホクレンに入会したきっかけ
生物と農業が好きで「農業に携わりたい」と思い、四国から北海道の大学へ進学しました。農家を目指していた時期もありましたが、大学で勉強するうちに農業系の組織の中で働くことに興味をもち、ホクレンに入会したいと思うようになりました。北海道にゆかりがない自分にとっても、北海道で農業といえばホクレン、というくらいイメージは強かったと思います。
仕事でぶつかった壁
農業機械部品の総合カタログ製作は忘れられません。当時、膨大なチェック項目をすべて人力で行っており、効率も悪く誤表記のリスクも高い状態でした。脆弱な体制をどうにかしたく、制作会社と商品データベースを活用する半自動製版システムを開発。クラウド上での検閲・修正システムも導入しました。結果、事務作業の負担が軽くなることで作業コストとリスク低減を達成しつつ、これまで手をつける余裕のなかったカタログのデザインや掲載内容の向上を実現することができました。このカタログを使って仕事をしてくれている同僚や関連会社の皆さんから褒められた時は、事業に貢献できたと実感しました。
今後の目標
農業DXの全戸導入が目標です。農業に携わる人の高齢化と減少が進み、地方インフラの衰退も課題となっている今、ホクレンとしてできることは何か。農業生産の安定収入や新規就農のハードルを下げるために、DXの力で実現できることを模索し、自分なりのフロンティア精神で取り組んでいきたいです。個人的な目標は「半農半ホクレンの実現!」。ホクレンで農業DXに携わりながら自ら農業を営むのが夢です。
1歳の娘の育児のため、平日は時短勤務により16時に退勤して保育園のお迎えやごはんづくり、お風呂を担当しています。休日は平日の分まで思いきり遊び、娘が寝たあとは妻や友人たちとオンラインゲームをしたり、趣味のプログラミングや電気工作をしたり。都会と自然のバランスが良く、住み心地の良い札幌でオンオフ共に充実した毎日を送っています。