てん菜事業本部 中斜里製糖工場 製糖課
タナベさん(2022年入会)
| 経歴 | 2022年 | 中斜里製糖工場 製糖課 |
| (2025年11月現在) |
担当している仕事とそのやりがい
中斜里製糖工場ではてん菜を砂糖に加工しており、その中でも私は製糖課の動力工務係電気班に所属しています。製糖課は砂糖を製造している「製糖期」と、工場が稼働していない「修繕期」で作業が異なります。「製糖期」では発電所の運転管理と工場内電気機器トラブルの対応をしています。「修繕期」では電気計装機器の保守管理を行っています。トラブル発生時は緊張感に包まれますが、製造のラインを担う責任とやりがいを感じられる仕事であり、実際にトラブル解決後に現場の職員から感謝の言葉をいただけたときは、他には代えがたい達成感があります。
ホクレンに入会したきっかけ
誕生日やクリスマスなどの幸せなイベントではケーキを、悲しいときの気分転換に甘いものを食べるなど、私の人生は甘いものによって支え、彩られてきました。今度は自分が学生時代に学んだ技術を生かして生産者と消費者をつなぎ、砂糖を製造することで誰かの幸せをつくりたいと思い、ホクレンのてん菜事業本部を志しました。
仕事でぶつかった壁
今の自分の力量ではまだ難しい業務に直面することもありますが、その都度学べば良いと考えています。過去に工場での作業過程でミスをし、周りの方々に迷惑をかけてしまったことがありますが、失敗経験から気をつけるべきポイントを学びました。どうしてもわからない部分は上司に教わり、人数や時間が足りなければ同僚の手を借りる。周りを頼り、協力し合うことが大切だと思っているので、素直に声を上げられる職場や、助け合って壁を超えていける環境を作っていきたいです。
今後の目標
第二種電気主任技術者の資格取得を目指しています。現在もテスターやクランプ、ドライバーなどの電気工具を用いながら制御盤内の配線や機器の点検・修理を行っていますが、資格があればできることの幅が広がり、今よりもっと安定的な砂糖出荷に貢献できると思います。仕事をしながらの勉強は大変ですが、日々努力を重ねていきたいです。
飛行機に乗って札幌に、車で旭川へ・・・と、アクティブに休日を楽しんでいます。同じ係内は若手が多いのですが、有給休暇を合わせて旅行するほど仲が良く、職場を通じた素敵な出会いだと思っています。また、製糖期はシフト制で平日が休みになることもあるため、温泉やサウナが空いているのも最高です!