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2024.10.01
実る!北海道の新顔作物

オールホクレンで、北海道のさつまいも産地化を支援

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オールホクレンで、
北海道のさつまいも
産地化を支援

安心して作れるように、
安定的に届けるために。

ホクレンでは、2022年から、北海道のさつまいも産地化に総力を挙げて取り組んでいます。
部署を横断し、オールホクレンで生産支援から販売までを担う一大プロジェクトについて、
全体を統括する野菜果実花き課の島田薫課長補佐、
生産者やJAと向き合う札幌支所米麦農産課の黒島一弥係長に話を聞きました。

北海道農業、生産者、
市場、それぞれの期待 

なぜ、今、北海道でさつまいもなのか。島田課長補佐は、こう説明します。
「数年前、九州で病気が拡大し、さつまいもの生産量が減少しました。一方、東南アジアでの焼きいもブームは衰えを見せず、市場などの間で、北海道でさつまいもを作れないかという声が高まりました。北海道では、野菜の作付面積が減少傾向で、その維持が課題です。こうした状況の中、農林水産省が輸出市場の拡大を目的に、さつまいもを対象とする実証事業を打ち出したことから、ホクレンは知見を得る好機と捉え、この事業への参画を決めました」
生産者は、さつまいもの生産をどのように捉えたのでしょう。黒島係長は、こう代弁します。
「私が担当する米産地の生産者さんは、ちょうどお米に代わる高収益の作物を探していたそうです。さつまいもも候補でしたが、新たな作物に取り組むリスク、機械への投資などが気がかりで決断できずにいたところ、ホクレンがさつまいもに本腰を入れることを知り、舵を切れたと。その生産者さんは早々にJAに働きかけて甘藷(かんしょ)部会を立ち上げ、現在はメンバーと共に地区での作付面積を増やしています」

  • (左)黒島係長、(右)島田課長補佐

元気な苗を育て、
栽培技術を共有

現在の推奨品種は、しっとり系の『シルクスイート』と『べにはるか』、ホクホク系の『ベニアズマ』の3種類。
その苗は本州の種苗会社から購入していますが、種苗課ではコスト削減と生産拡大のカギを握る苗の増殖を目指して、JAと共に実証実験を進めています。また、並行して、農業総合研究所では道産の苗の開発に向けた育苗試験を実施しています。「園芸作物開発課が挑戦している、北海道向けのさつまいもの品種開発にも期待しています」と、島田課長補佐は声を弾ませます。
栽培技術については、野菜果実花き課の柳山特任技監が作成したマニュアルを用いて、各支所から産地へ共有しています。黒島係長は、「このマニュアルをベースに、産地がそれぞれの土壌や気象に合わせた知恵と工夫を加え、技術や見識を蓄積していってほしいですね。私たちは、それらの情報を産地から産地へ橋渡しし、産地交流の機会を増やすなどして、北海道としての産地化を推進していきます」と力を込めます。

寒さが来る前に収穫、
府県産より早く出荷

北海道でのさつまいもの栽培は、3月から苗づくり、5月から植え付け、7月から生育期間となり、9月には収穫が始まります。さつまいもは寒さにあたると傷んでしまうため、収穫は霜やマイナス気温に見舞われる前、10月中旬までに終わらせることが重要です。
収穫したてのさつまいもは、少し力を入れるだけで皮がむけてしまい、商品価値が下がるため、掘るときもコンテナに納めるときも慎重に扱わなければなりません。黒島係長は、「他の作物の収穫とも重なる時期なので、機械で一気に処理したいところですが、品質が良いものを収穫するには、最後はどうしても人の手が必要になります。省力化に向けて、農機燃料自動車部でも、収穫機の活用などに精力的に取り組んでいます」と補足します。
収穫されたさつまいもは、ホクレンの協力会社が所有する選果場へ運ばれます。倉庫はさつまいもが好む室温13~15度、湿度90%以上が維持され、2023年は390tを受け入れました。また、場内では洗浄・乾燥・選別・貯蔵が一元化され、ここから国内そして海外へと出荷されます。
「北海道産さつまいもは収穫時点で甘く、府県産のように寝かせることなく出荷できます。府県産が出回り始めるのは12月から。それよりも早く、北海道産を出荷するよう算段しています」と島田課長補佐。生産量が増え、出荷期間が長くなったことを踏まえ、2024年9月には新たな設備が導入されました。

  • 北海道産さつまいも プロジェクト

ひと味違う北海道産を
次の世代のためにも 

一番気になる、北海道産さつまいもの味について聞きました。
「さつまいもほど味が求められる野菜はありません。なにより甘さが大事で、この点では昼夜の寒暖差が大きい北海道は優位です」と黒島係長。農業総合研究所が調査したところ、北海道で生産したさつまいもは、なめらかでもあるそうです。島田課長補佐は、「ホクホク系のさつまいもも、北海道で作ると、しっとり系寄りの食感になり、甘さも増します。北海道産はひと味違うことをアピールできないかと、検討しているところです」と言葉を添えます。
3年目を迎えたこのプロジェクトには、さまざまな夢が託されています。黒島係長は、ある生産者の言葉に打たれたと言います。「自分の子どもの世代が60歳、70歳になっても農業を続けられる基盤を手渡したい、だから、現状に満足せずリスクがあってもさつまいもに挑戦するんだと。そうした思いを支えること、それこそ、私たちがやるべき仕事です」。
北海道の生産者が安心してさつまいもを作り続け、全国に北海道産さつまいもを安定的に届け続けていけるように、オールホクレンで体制を整えていきます。
 
 

  • 一目で北海道産とわかるように、斬新な配色にした国内向けパッケージ

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