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2025.01.01
生粋の道産子、
「てんさい糖」

てん菜/JA士幌町

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てん菜/JA士幌町


「農業を続ける上で、
てん菜はなくてはならない作物です」

生産技術の向上で、面積当たりの収量は増加する一方、作付面積は年々減少傾向に。
全道一の生産地、十勝エリアの生産者を訪ねました。

古川(ふるかわ) 元気(げんき)さん〔JA士幌町〕
士幌町出身。農家の4代目として2002年に就農。現在はてん菜のほかに、じゃがいも、小麦、豆類を栽培。

畑の健康維持に不可欠な輪作作物

てん菜作りを知るために、まず皆さんに説明したいのが畑作の基本の話。畑の土壌は、同じ作物を同じ畑で栽培し続けると特定の病原菌などが増え、土の健康が損なわれます。こうした連作障害を防ぐために、生産者は一つの畑で複数の作物を毎年ローテーションで栽培していきます。これが輪作で、とりわけ十勝地域では「畑作4品」といわれる、てん菜・豆類・じゃがいも・小麦を4年間で回すのが一般的な輪作サイクルです。
古川さんは、酪農家が所有する飼料用とうもろこしの畑との交換耕作も追加で行うことで、5品5年での輪作を実践しています。「4年で回すよりも、より一層病気の発生を抑えられます。そのおかげで、てん菜もよく取れています」。
輪作は、作物を健康的に育てる農業手法であると同時に、消費者へ品質の良いものを安定して供給する役割を担っています。

  • 2023年は猛暑の影響で苦戦した生産者が多い中、「うちの畑は、過去最高の出来でした!今シーズンも期待できそうです」と古川さん

逆境の時代でも国産を作り続ける

古川さんのてん菜作りは、例年3月にスタートします。ハウスで苗を育て、雪解け後の4月下旬から5月上旬にかけて、畑に苗を植え付けます。夏から秋にかけて、てん菜は根にたっぷりと糖分を蓄え、10月中旬頃に収穫を迎えます。一つの重さが800gから1kg程度に成長すると、機械で葉を切り落とし、スピーディーに収穫します。古川さんは約6haの畑でてん菜を生産しており、年間の収穫量は約500tにも上ります。
「苦労するのは、苗の植え付けです。実際に畑に定植するのは機械ですが、人手をかけて大量の苗を運搬するのが重労働。すべての畑に苗を植えるだけで3日間もかかります」
古川さんによると、これらの要因から、町内ではてん菜の生産をやめる人が増えているそうです。それに加えて、近年は気候の温暖化が品質の低下や生産量の減少に追い打ちをかけていると説明します。
「朝晩に気温が下がらないと糖分が上がっていかず、高温で葉が黒くなるなど病気も発生しやすくなっています」と古川さん。最近は防除の回数を増やし、病気を防ぐための工夫を重ねています。「就農当時と比べると、年々てん菜の栽培が難しくなっていると感じます。収穫まで常に気が抜けず、今年は暑くなりませんようにと、祈るような気持ちで育てています」と話します。
古川さんは「てん菜の生産者にとっては逆境ともいえる状況ですが、私たちが農業を続ける上で、てん菜はなくてはならない作物です。安全な国産の砂糖を支えるためにも、可能な限り頑張って作り続けたいです」と前を向きます。
自身もホクレンの「てんさい糖」を愛用する古川さんは、「『てんさい糖』は甘さに深みがあり、何にでも合います。うちの奥さんと母の料理がおいしいのは、やっぱり『てんさい糖』を使っているからだと思っています」と笑顔で締めくくりました。
 
 

  • 畑に茂るてん菜の葉はほうれん草に似ています

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