国内最大級の規模で国産牛肉を支える
ホクレン家畜市場

肉用牛(黒毛和牛、乳用種肥育牛、交雑牛など)の飼養頭数で、全国一を誇る北海道。ホクレンは、安全・安心な北海道の牛肉を全国の食卓へ安定的に供給する使命のもと、酪農畜産事業本部が主体となり、生体の取引から肉の生産・加工・流通・販売までトータルに携わっています。
ここではホクレン家畜市場を軸に、ホクレンの役割を紹介します。
MENU

肉用牛(黒毛和牛、乳用種肥育牛、交雑牛など)の飼養頭数で、全国一を誇る北海道。ホクレンは、安全・安心な北海道の牛肉を全国の食卓へ安定的に供給する使命のもと、酪農畜産事業本部が主体となり、生体の取引から肉の生産・加工・流通・販売までトータルに携わっています。
ここではホクレン家畜市場を軸に、ホクレンの役割を紹介します。
種付けから出荷まで約3年かかる肉用牛。中でも黒毛和牛は一般的に、子牛を育てて家畜市場に出荷する「繁殖農家」と、子牛を肥育して食肉処理施設に出荷する「肥育農家」によって生産されています。それぞれの生産現場をつなぐ中継点が家畜市場で、公正な価格形成と安定的な供給を支える役割を果たしています。
ホクレンは1986年から道内の家畜市場の運営業務に携わり、販売者と購買者の取引を仲介しています。このほかにも、競りの鑑定や購買者の新規誘致、販売家畜の預託管理、施設の運営管理など業務は多岐にわたります。
2025年には、国内最大規模の家畜市場を十勝に新設。牛舎から競り場まで、牛が最短距離で移動できるよう動線を工夫し、牛のストレスや身体的負荷を軽減しているほか、牛舎の柵を自動化し、労働力や作業事故の削減にもつなげています。
全道に7カ所あるホクレンの家畜市場では、肉用牛や乳用牛のほかに馬なども売買されており、肉用牛は3カ所の肉牛市場で生育ステージごとに取引が行われています。販売者や購買者のニーズに応えるため、年間の開催日程を定め、さらに道内に点在する市場間の連携体制を構築。毎月集中的に市場を開催することで、幅広い集客につなげています。実際に道外の購買者が約6割を占めており、全国のブランド和牛の素牛を供給する拠点としての役割を担うと共に、全国的に減少傾向にある肉用牛の安定供給を支えています。
ホクレンの肉牛市場は、25年度中に100日以上の開催を予定し、担当する各支所では開催日の1カ月前に上場頭数を取りまとめ、専用のウェブサイトに情報を公開しています。購買者は上場予定の肉用牛の特徴をいち早く確認できるほか、購入した牛の個体情報の一括管理が可能に。市場業務のデジタル化(DX)を推進し、利用者の利便性の向上に取り組んでいます。