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道厚生連の医療従事者に感謝 コロナ対応への支援物資贈る

2021.03.09

贈呈式に臨んだ、右からホクレンの畠山副会長、札幌厚生病院の宮崎看護部長、
JA北海道厚生連の中会長、西川副会長
 
 ホクレンは、新型コロナウイルス感染症の対応で日々奮闘を続けているJA北海道厚生連の医療従事者らに、感謝と慰労の気持ちを伝えようと、北海道産農畜産物を原料にしているパックごはん、牛乳、菓子などを贈ることにし、畠山良一副会長が9日、同厚生連を訪れ、対応した中瀨省会長、西川孝範副会長、札幌厚生病院の宮崎淳子看護部長に目録を手渡しました。
 
 贈呈の対象としたのは、道内の厚生病院や厚生連のクリニック、特別養護老人ホームなど19施設に勤務する約5300人。贈呈品の内容は、「ななつぼし」「きらら397」を使ったサトウ食品のパックごはん(各5パック詰め)約5600セットずつ、よつ葉乳業のLL牛乳(200mL)3種計約3万9000本、井村屋、虎屋のようかん各約5400箱、でん粉菓子「ほがじゃ」(山口油屋福太郎製)約5500箱で、それぞれの取引先工場から各施設に送付し、休憩時間や夜勤時に食べていただく予定です。
 
系統の仲間の苦労に少しでも報いたい
 
 同厚生連での贈呈式でホクレンの畠山副会長は、「コロナ禍により緊張の連続で勤務をされている貴会医療従事者の方々のご奮闘には、あらためて頭の下がる思い」と感謝。コロナ禍により農畜産物の需給バランスが崩れる中、道内生産者も営農面で不安を抱えながら頑張っているとし、「本会としては、『つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に』のコーポレートメッセージのもと、系統の同じ仲間である医療従事者の皆さまの苦労に少しでも報いることができればとの思いで、道産農畜産物を原料とした品をお贈りすることにした」と経緯を説明しました。
 
物資に込められた支援の気持ちを大切に
 
 これに対しJA北海道厚生連の中瀨会長は、「新型コロナウイルスとの闘いは長期戦だと思っている。今回いただいた支援物資で体力をつけ、一丸となって感染症対応にまい進してまいりたい」と応じ、宮崎看護部長も「私たちは、職場だけでなく普段の生活でも、徹底した感染予防を心掛ける必要があり、気の抜けない状況が続いている。今回の物資に込められたJAグループ北海道の皆さんの支援の気持ちを大切に感じながら、今後も頑張っていきたい」と話していました。