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「コンサ・土・農園2021」で 馬鈴しょ、コーン栽培始まる

2021.06.07

(※撮影時のみ短時間マスクを外しました)
 
 JAグループ北海道とサッカーJ1の北海道コンサドーレ札幌は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令前の5月上旬、ホクレン食と農のふれあいファーム「くるるの杜(もり)」で、「コンサ・土(ド)・農園(ファーム)2021」の開園式を開き、本年度の活動をスタートさせました。
 
 同農園では毎年、同チームの選手やサポーターが農作業を通じて北海道農業への理解を深めるとともに、生産した野菜を試合会場でチャリティー販売し、その協力金でこれまでに累計550個のサッカーボールを道内の児童養護施設などに寄贈してきました。
 
 北海道コンサドーレ札幌を運営する株式会社コンサドーレとJAグループ北海道は今年3月、食農教育や社会貢献活動の一層の強化に向けた新たな相互連携協力協定を締結。「コンサ・土・農園」の活動は、その一環に位置づけられています。
 
 開園式にはJA北海道中央会の小野寺俊幸会長、ホクレンの村木秀雄副会長、北海道コンサドーレ札幌の河合竜二C.R.C(コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン)が出席。例年、開園イベントには同チームのサポーター親子代表らも参加してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために見合わせ、タレントの木下遥さんがファン代表を務めるなど、イベント時間、参加人員ともに大幅に縮小しての開催となりました。
 
 開園セレモニーで小野寺会長は「(コンサドーレとの新たな協定締結により)これからは、オフィシャルパートナーとしてだけではなく、『食農パートナー』としての連携活動も展開していく」とあいさつ。河合C.R.Cは同チームの選手宿舎「しまふく寮」で今年から、食材となる野菜を自ら育てるミニファームを始める予定であることなどを紹介しました。
 
河合C.R.Cとスイートコーンの播種をする村木副会長(右)
 
 その後、「くるるの杜」スタッフや小野寺会長、村木副会長の指導を受けながら、木下さん、河合C.R.Cが、馬鈴しょの種いもの植え付けや、スイートコーンの播種を行いました。
 
 ホクレンの村木副会長は作業終了後のあいさつで、「未来を担う子どもたちを中心に、食農教育や地域社会への貢献を充実させていくことは、北海道農農業の未来を育てることにもつながる」などと述べ、こうした活動の重要性を強調していました。