第11次中期計画および平成25年度事業計画の内容について

2013年ニュースリリース

第11次中期計画および平成25年度事業計画の内容について

お知らせ 2013.06.18

I．

基本方針

　本会は、第11次中期計画（平成25年～27年【3ヵ年計画】）において以下の5つの基本方針を柱に、農業生産基盤の維持・強化と北海道産農畜産物の販売拡大に向けた取り組みを一層強化するとともに、今後危惧される環境変化に対応した事業戦略の検討・構築を図ってまいります。

1. 生産現場の強化

【水稲】
　「北海道水田農業ビジョン」に基づき水張面積の拡大に取り組むとともに、稲作所得の向上や北海道米の安定的な需要確保に向けた施策を推進します。

【畑作・園芸】
　面積減少が続いているてん菜、でん粉用馬鈴しょ等の品目別対策を講じるとともに、小麦の需要に応じた品種転換や野菜の多様化するニーズに対し、栽培技術支援と品目振興に取り組みます。

【酪農畜産】
　多様化する酪農畜産経営体を支援するため、各畜種の生産振興を図り経営の安定性を確保するとともに、飼料自給率向上の普及推進など生産性の向上やコストの低減に取り組みます。

2. 営農コスト低減

　資材事業においては、予約購買を基本とした安定・安価供給と生産者巡回推進の強化による系統結集に努めるとともに、技術普及の強化により地域の課題解決や技術力向上に取り組みます。

3.販売の強化

　さらなる農業所得の向上のため、共販体制の強化に加え、道産農畜産物のブランド力の強化や付加価値を高めた取組により、多様な販売形態への対応を図ります。

4. 地域密着型事業の強化

　生産者や地域利用者が安心して利用できるＳＳ・生活店舗の維持および利便性向上に向けてＪＡ購買事業の運営改善や機能強化による競争力・販売力強化をさらに進めるとともに、地域密着型の活力ある事業展開を図ります。

5. 経営基盤の強化

　厳しい事業環境が想定される中、生産者・ＪＡの負託に応えるため、本会事業機能のさらなる発揮に向けた全会的な経営基盤の強化に取り組むとともに、積極的な広報・宣伝活動により、北海道農業の重要性や本会の役割について広く消費者に対し理解醸成を図ります。

II.取扱高・収支計画

(単位：百万円、%)

	24年度計画	24年度実績	25年度計画	(前年計画差 )	(前年計画比)	26年度計画	27年度計画
取扱高	1,442,067	1,450,993	1,447,345	5,278	100.4	1,460,915	1,475,017
当期剰余金	1,502	3,703	1,496	△ 6	99.6	1,818	2,177

<平成25年度計画と平成24年度計画の主な取扱高増減内容>

	減少部門：	農産食品部門(5,040百万円)、種苗園芸部門(4,245百万円)、てん菜部門(4,007百万円)、肥料農薬部門(2,266百万円)、施設資材部門(6,970百万円)
	増加部門：	米穀部門(5,256百万円)、酪農部門(10,236百万円)、農機燃料自動車部門(7,389百万円)

III．

固定資産取得計画

固定資産3カ年合計　・・・　9,642百万円

1. 設備投資計画の主な内容

(1)	平成25年度合計　3,129百万円
	ア．	パールライス工場（145百万円）
	イ．	穀物調製施設（432百万円）
	ウ．	野菜センター（212百万円）
	エ．	中斜里製糖工場（267百万円）
	オ．	清水製糖工場（245百万円）
	カ．	家畜市場（434百万円）
	キ．	ホクレン給油所（550百万円）　　など

(2)	平成26年度合計　2,461百万円
	ア．	パールライス工場（156百万円）
	イ．	中斜里製糖工場（734百万円）
	ウ．	清水製糖工場（485百万円）
	エ．	ホクレン給油所（300百万円）　　など

(3)	平成27年度合計　1,618百万円
	ア．	パールライス工場（164百万円）
	イ．	中斜里製糖工場（645百万円）
	ウ．	ホクレン給油所（200百万円）　　など

設備投資3ヵ年合計　・・・　7,208百万円の計画

2. 開発資産計画の主な内容

(1)	平成25年度合計　1,511百万円
(2)	平成26年度合計　401百万円
(3)	平成27年度合計　522百万円

開発資産3ヵ年合計　・・・　2,434百万円の計画

3. 外部出資計画・・・今中期での計画はありません

【この件の問い合わせ先】

ホクレン農業協同組合連合会　広報宣伝課
TEL 011-232-6108　FAX 011-242-5047