平成２６農薬年度（平成25年12月1日～平成26年11月30日）の農薬価格については、ホクレンの取り扱い全体でほぼ据え置きで決定いたしました。

　ホクレンは、農薬メーカー各社と個別に価格交渉を実施していますが、この中でメーカーは①古い薬剤の数量減少と原油価格に連動した原料価格上昇による採 算性悪化、②電気料金等の動燃料の値上げによる製造経費の上昇、③登録維持に必要な試験経費の増大、④世界的な需要増加による原体価格の上昇などから値上 げを主張しました。
　これに対しホクレンは、北海道農業の厳しい状況と生産者からの生産資材コスト抑制に対する強い要請を背景に値上げ幅の抑制及び値下げを求めました。
　交渉の結果、大型規格や主要薬剤の一部品目について値下げし、大半の品目を据え置きました。なお、原料価格の上昇や数量減少により採算の悪化している品 目、需給逼迫による影響を受ける品目の一部について値上げすることとなりましたが、全体としては加重平均で0.05％値下げのほぼ据え置きで決着しました。

＜参　考＞
過去10年間の価格推移（前年対比）

単位：％

【この件のお問い合わせ先】 ホクレン農業協同組合連合会　資材事業本部　肥料農薬部　農薬課
TEL:011-232-6160（直通）