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ニュースリリース


2012年ニュースリリース

平成24肥料年度 北海道肥料価格について

お知らせ 2012.05.25

1.価格交渉の経過と結果
(1)  平成24肥料年度(平成24年6月1日~平成25年5月31日)の価格について、本会は組合員農家・会員農協を代表して1月より各メーカーと個別に交渉を行って参りました。
(2)  メーカーからは、重油価格や一部輸入原料価格が上昇傾向にあること、工場稼働率低下による製造諸経費や品質管理・環境対策に係る費用等が増加していること、北海道は既に全国より安価な価格設定を行っておりこれ以上のメリット還元は困難であること、を主張してきました。
(3)  これに対し本会は、厳しい北海道農業の情勢において生産資材コストの低減を強く求められていること、輸入原料価格等が上昇傾向の中、円高等の値下がり要因は最大限価格反映し競争力ある価格設定とすること、特に農畜産物価格が低迷している中で製造諸経費等の値上がり要因は極力企業努力で吸収すべきであること、等を強く要求しました。
(4)  交渉は難航しましたが、製造諸経費の増嵩分については、メーカーの一層の合理化努力を求め、値上がり要因を最大限抑制すること、輸入原料価格については、為替を1ドル80円と最大限円高に見込んで設定すること、また、今交渉においては、輸入原料における有利購買の実施により、北海道独自に更に安価な価格設定(約11億円)を行うこと、等により、本会取扱化学肥料主要15品目加重平均で前年対比▲0.64%の値下げで合意しました。

 

2.本会価格対策等の実施について
 今肥料年度は値下がりとなりますが、依然として肥料価格が高止まりしていることから、本会として約7.6億円の価格対策を講じるとともに(対策実施後の最終的な値下がり率は前年対比▲2.32%)、農家経営基盤の強化を目的として、約5.5億円の特別対策を実施します。

 

【問い合わせ先】
ホクレン農業協同組合連合会 資材事業本部 肥料農薬部
肥料課 Tel:011-232-6156 Fax:011-222-6370