平成26年5月26日

報　道　各　位

ホクレン農業協同組合連合会

平成２６肥料年度　北海道肥料価格について

１．価格交渉の経過

（１）平成26肥料年度（平成26年6月～平成27年5月）の価格について、1月より各メーカーと個別に交渉を行ってきました。

（２）今回は、輸入原料価格および海上運賃が前年同時期に比較して同水準もしくは値上がり基調にあること、為替の円安が大幅な価格引き上げ圧力となっていること、国内製造諸経費に関しても、稼働率の低下や重油・電力・包装資材などの値上がりで採算が悪化していることに加え、品質管理・環境対策費用が増加しているなど、厳しい情勢の中での価格交渉となりました。

（３）これに対しホクレンは「肥料年間特約協同購入運動」に結集した数量を背景に、肥料コストの抑制を図るべく、メーカー側と粘り強く交渉を重ねました。

２．価格交渉の結果

（１）交渉は難航しましたが、最終的に、円安による影響は避けられないものの、変動する原料市況を1年間見通すにあたって値下がり要因を最大限価格反映すること、製造諸経費に関しても一層の合理化努力により、値上がり幅を圧縮することをメーカー側に求め、さらにホクレンとして特別対策6.6億円を実施し価格抑制に努めました。

（２）この結果、値上がり要因が大きい中ではありましたが、化学肥料主要15品目加重平均で前年度に比べ0.8％の値下げで決定しました。

（３）なお、複合肥料では、硫酸加里、硝酸・苦土・有機質原料などの値上がりがあり、銘柄により価格変動が異なります。

※内容に関しての問い合わせは下記にお願いいたします。

　　ホクレン農業協同組合連合会　資材事業本部　肥料農薬部

　　肥料課　（TEL：011-232-6158　FAX：011-222-6370）

以　　上