2015年ニュースリリース
平成27年度事業計画について
お知らせ 2015.06.24
報道各位
ホクレン農業協同組合連合会
平成27年度事業計画について
Ⅰ.基本方針と戦略
「JAグループ北海道改革プラン」におけるホクレンの『改革プラン』にて、販売・購買・営農支援を三位一体とする事業運営を基本戦略に設定しております。
平成27年度事業計画につきましては、「所得向上」「コスト低減」を優先事項とした重点方策を設定し、徹底的な費用の見直しと重点的な予算配分を講じることで、三位一体の戦略を具体化し、『改革プラン』を着実に実践してまいります。
Ⅱ.重点方策
販売事業・購買事業・営農支援のそれぞれについて、改革プランに沿った具体策を設定しております。
1.販売事業 重点予算措置 4億9,000万円
(1)買ってもらえるものを作って売る戦略をより一層強化。多様化する生産者の「売り方」に対する
ニーズに応える販売手法の構築。
ア.平成30年産からの米生産数量目標の見直しに備え、需給調整機能を有した北海道独自の
共販システムの構築
イ.ユーザーニーズに沿った施設園芸の生産振興と加工業務用マーケットへの対応力の強化
ウ.農産物の機能性に着目した差別化商品の開発 他
(2)北海道の農畜産物の魅力を世界に発信し、需要喚起と北海道ブランドの構築。
ア.輸出やインターネットなど新たな販路への対応強化
2.購買事業 重点予算措置 11億3,000万円
(1)生産資材の更なるコスト低減
ア.肥料・農薬・飼料の価格設定・奨励施策の見直しによる競争力ある価格設定
イ.農業機械のリース・レンタル方式の創設 他
(2)地域のライフラインとして必要な生活店舗・給油所の運営支援
ア.北海道Aコープ協同機構とローコスト運営の小型店舗Aマートの参加促進
イ.移動販売車導入による買い物支援 他
3.営農支援 重点予算措置 7億6,000万円
(1)生産性の向上や生産基盤の強化に向け、営農支援体制を強化
ア.営農支援室による、生産現場のニーズや課題の収集に基づく作付品目提案、
地域ブランド形成等の支援
イ.生乳の生産性を向上させる振興策の実施 他
(2)労働力不足等への対応や、生産・加工・流通段階でのトータルコスト低減に向けた各種支援
ア.JAと連携した農作業受託によるてん菜の作付支援
イ.JA出資型酪農法人への出資 他
(3)収益性の高い品種の導入や、省力化に向けた作業体系の研究と普及
ア.貯蔵性や高品質等を兼ね備えた馬鈴しょ、春播き小麦等の品種開発と普及 他
Ⅲ.取扱高・収支計画
<平成27年度計画と平成26年度計画の主な取扱高増減内容>
・増加部門: 酪農部門(156億円)、施設資材部門(39億円)、畜産販売部門(37億円)など
・減少部門: 米穀部門(△47億円)、肥料農薬部門(△28億円)など
Ⅳ.固定資産取得計画 総額 36億5,600万円
1.設備投資計画 平成27年度合計 29億3,600万円
ア.パールライス工場(1億6,500万円) ・とう精関連機器更新など
イ.中斜里・清水両製糖工場(13億4,700万円) ・パルプ乾燥設備など
ウ. 石油広域流通施設(4億3,500万円) ・流通施設設備更新など
エ.ホクレン給油所(2億2,200万円) ・給油所セルフ化など
2.開発資産計画 平成27年度合計 5億9,500万円
3.外部出資計画 平成27年度合計 1億2,500万円
ア.株式会社高橋商事(1,500万円)
イ.道南いさりび鉄道株式会社(1,000万円)
ウ.JA出資型生産法人(1億円)
【この件に関するお問い合わせ】
ホクレン 役員室 広報宣伝課 (℡ 011-232-6108)
以 上