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情報ひろば


「水」と「食」の大切さ学ぶ 田中賢介さん迎え出張教室

2020.10.06

 
 
 
 ホクレンは10月1日、札幌ドームで開催した北海道日本ハムファイターズの対千葉ロッテマリーンズ戦を「ホクレン北海道農業応援ナイター」として協賛したのに合わせ、同球団と共同で取り組んでいる環境活動「キープ!クリーンウォーターエコプロジェクト」の一環である「水と食の出張教室」を同ドーム内で開きました。
 
 同プロジェクトは、北海道の豊かな水環境を守ろうと、ホクレンとファイターズが共同で毎年、道内の河川敷や海岸の清掃活動などを実施してきましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり実施は難しいと判断。それに代わる活動として今回の教室を初めて企画しました。
 
 招待したのは札幌市内の野球少年団「羊ヶ丘ブルースターズ」「月寒スターズ」のメンバー合わせて約30人とその保護者らで、同球団の田中賢介スペシャルアドバイザー(SA)をゲストに迎え、「水」や「食」の大切さについて共に学びました。
 
 冒頭、主催者を代表してホクレン広報総合課の西山勝彦課長が「日本は水道からきれいな水がたくさん出るが、世界には、遠くから重い水を運んで使っている人がたくさんいる。今日の教室は、貴重な水をどうきれいにし、大切に使っていくか、環境にやさしい生活というのはどういうものなのかを考えるきっかけにしていだだきたい」とあいさつしました。
 
 
  教室ではまず、事前に配布した資料を基に、安全に水道水を飲むことができる国がわずかしかないことなどを学習。田中SAも「中学生の時に初めて行った外国で、水道の水を沸かしてカップ麺を食べ、お腹をこわして大変な目に遭った」などと海外での水に関する苦労談を披露しました。
 
 さらに、ホクレン「頑張れファイターズ!!無洗米ななつぼし」の売上の一部が活動資金となっている「キープ!クリーンウォーターエコプロジェクト」のこれまでの取り組みについて司会者が紹介。とぎ汁が出ない無洗米は環境にもやさしいことを説明するとともに、田中SAの実演を通じて無洗米の炊飯がいかに簡単かを伝えました。
 
 田中SAは「食」について、「まず朝ごはんをしっかり食べることが大切。それから僕は、体を大きくするために、とにかく、おにぎりを食べた」などと語り、参加者たちから相次いだ野球に関する質問にも気さくに回答。実際に質問者をステージ前に呼んで、フォームなどを指導する場面も見られました。
 
 最後の抽選会では、「頑張れファイターズ!!無洗米ななつぼし」(5㎏)を5人に、また同日のファイターズ戦のグラウンドセレモニーでプレイボールコールをする権利を1人にプレゼント。田中SAは「水環境を守る活動について知ってもらえてうれしい。いろいろな方たちが皆さんの成長を応援している。お米をたくさん食べて、ファイターズに入ってくれるような選手になることを願っている」と期待し、教室を締めくくりました。
 
 その後、参加者たちはグラウンドレセプションで、ダイヤモンドを1周するベースランニングを体験するなどしてから試合を観戦し、ファイターズ選手たちに熱い声援を送りました。