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道産ナチュラルチーズの魅力 講演や料理、食べ比べで堪能

2020.11.09

岩見沢農業高校のチーズ作りに関する研究発表
 
 北海道牛乳普及協会とホクレンが主催する「道産ナチュラルチーズセミナー2020」が11月3日、札幌市内のホテルで開かれ、多数の応募者の中から抽選で選ばれた約100人の消費者が、道内チーズ工房代表の講演や有名シェフによるチーズ料理の実演・試食、道産ナチュラルチーズ各種の食べ比べなどを通じて、その奥の深さや魅力などについて理解を深めました。
 
 近年、世界的にも評価が高まっている道産ナチュラルチーズについて広く知ってもらおうと、11月11日の「チーズの日」にちなんで毎年開催しており、今回が9回目。今年は、入場前の検温や消毒の徹底のほか、間隔を空けた指定席とするなどの新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じた上での開催となりました。
 
 冒頭、同協会会長の西川寛稔ホクレン副会長は「(北海道内の)各工房の皆さんが、地域や農場の特性を生かし、海外の優れた技術を自分なりに取り入れ、今や外国産と比べてもけっして引けを取らない北海道ならではの製品を数多く作り出している。このセミナーへの参加を契機に、これまで以上に道産ナチュラルチーズのファンになっていただきたい」とあいさつしました。
 
 引き続き、10月に開催された全国的なチーズコンテスト「ジャパン・チーズアワード2020」で銅賞を獲得するなどチーズ作りの高い技術力が注目されている北海道岩見沢農業高校食品科学科の生徒たちが、その取り組みについて発表。さらに、道内チーズ工房の先駆けの一つでもある共働学舎新得農場の宮嶋望代表が「日本の本物のチーズとは?」と題して講演し、北海道の土地や水質、陽光などと、作り手の熱い思いが北海道ならではのチーズを生み出していることを説明しました。
 
宮嶋代表(左)と小泉・名誉総料理長
 
 その後は会場を移し、札幌グランドホテルの小泉哲也・名誉総料理長が、家庭でも手軽にできる「豚肉のチーズとハム包み焼き コルドンブルー風」「チーズトースト ラタトゥイユ添え」を実演調理したほか、「簡単オニオングラタンスープ」のレシピも紹介しました。
 
小泉・名誉総料理長が実演調理した2品
 
 最後は、それら3品の料理と、道産ナチュラルチーズの「フィバスの瞳」(岩見沢農業高校)、「Kakuyaカマンベールチーズ」(チーズ工房角谷)、「フリル」(川瀬チーズ工房)、「ジャパンブルーおこっぺ」(冨田ファーム)、「雪花」(ニセコチーズ工房)、「十勝ラクレットモールウォッシュ」(十勝品質事業協同組合)を試食し、それぞれの風味を堪能しました。
 
 
 同セミナーで紹介した料理のレシピは、北海道牛乳普及協会ホームページの「イベントレポート」コーナーで、セミナーの様子などと共に紹介しています。
 
【北海道牛乳普及協会ホームページ】