2019年ニュースリリース
「平成31年4月~6月期配合飼料供給価格」について
お知らせ 2019.03.22
平成31年3月22日
各 位
ホクレン農業協同組合連合会
「平成31年4月~6月期配合飼料供給価格」について
1.価格改定額と飼料原料情勢
平成31年4月~6月期配合飼料価格は、前期に比べ、為替が円高であることや、トウモロコシ・大豆粕など飼料原料価格が下落していることから、本会全畜種平均でトン当たり約750円値下げすることを決定しました。
情勢は以下のとおりです。
(1)とうもろこし
とうもろこしのシカゴ定期は、エタノール需要が低調となったこと、南米の天候が回復したことから下落し、現在は360セント/ブッシェル台半ばで推移している。
今後は、米国産の期末在庫が潤沢であることから、相場は現行水準で推移するものと見込まれる。
(2)蛋白質原料
大豆粕のシカゴ定期は、米中間の貿易摩擦などにより中国の米国産大豆需要が減少したことなどから下落し、現在は330ドル/トン前後で推移している。
(3)そうこう類
コーングルテンフィードは、異性化糖の需要期となるため発生量の増加による需給緩和が見込まれる。
ふすまは、製粉メーカーの稼働率が高まり発生量の増加が見込まれるものの、飼料需要も堅調であり需給は均衡する見通し。
(4)脱脂粉乳
脱脂粉乳は、堅調な需要から主産地の在庫が減少しており、国際相場が上昇している。
(5)海上運賃
米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、原油相場が軟調となったこと、中国向けの石炭輸送需要が減少し船腹需給が緩んだことから下落し、現在は40ドル/トン台となっている。
今後は、南米産大豆の輸出需要が本格化することから、海上運賃は強含みで推移するものと見込まれる。
(6)外国為替
外国為替は、米国株価の急落を受け円高が進んだが、その後、良好な米国経済指標により株価が回復したことなどから、現在は111円台となっている。
2.配合飼料安定基金
平成31年4~6月期の補てん単価は、平成31年7月下旬の安定基金理事会で決定されます。
3.相場チャート
別紙のとおり
【この件の問い合わせ先】
ホクレン農業協同組合連合会 畜産生産部 飼料推進課
℡ 011-232-6185
以上
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